砂遊びはいつ卒業する?

2022年1月19日

▲すな遊びに夢中になる満3歳児の子どもたち

 

小さい頃、私も砂場でたくさんの遊びました。
トンネルを作ったり。山を作ったり。水を流して滝を作ったり。

 

絶対に割れない団子を作ったり。
質感をサラサラしたくてどこにどのような土があるのか必死に調べたり。
足を砂に埋めて、砂の温かさや質感を楽しんだり。
型にはめて、ごっこ遊びを楽しんだり。
私自身、砂遊びを思い出すときりがないほど、たくさんの思い出が蘇ってきます。

 

▲お砂で料理を作り、お家ごっこに見立てて遊ぶ子どもたち

 

砂は小さな子どもたちにとって、何にでも見立てて遊ぶ事ができます。
子どもたちにとって自分の思いや、やりたい事を実現化する最も身近で日常的な素材なのです。

 

▲型はめしたお砂のごはん。はいどうぞ♫

 

子どもたちの頭の中。
覗き込むことはできません。けど、砂場遊びをじっくりと見ていると、子どもたちが感がていること。興味があること。今したいこと。

次々と自らの頭の中にあるものを、砂を使って創作してくれます。

 

▲砂をご飯に見立てて、先生との会話を楽しむ。

 

お父さん、お母さん。あなたはいつ砂遊びを卒業しましたか?

 

なぜ砂遊びを卒業したのですか?

 

▲砂場は創造のキャンバス

 

大人が意図的に砂場を卒業した記憶は、きっと誰もない思います。
小さな頃に砂で見立てて作っていた物や素材など、だんだんと成長するにつれて本物を使う機会と出会うからです。

 

小さな子どもたち。
子どもたちは大人になるまでの時間、たくさんの見立てをして、砂場という創造のキャンバスで沢山の事を学んでいきます。

 

作っては壊して。作っては壊して。
何度も失敗ができ、思い通りいかなければすぐにやり直せる砂遊び。
この繰り返し繰り返しが、子ども達の創造性や感性を豊かにしているのではないでしょうか。

 

大人にとっては、ただの砂遊び。けど、この砂遊びにはたくさんの学びがあるということです。

 

あそびは学び。

 

あそびは学び。

© 認定こども園 吉田南幼稚園

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