いちご

2013年4月27日

季節がうつろいでいきます。春はもう,とっくに来ているのに朝夕は肌寒く感じる日もあります。園の玄関に置いた鉢植えのいちごは白い実から、日に日に赤く色着いてきました。ただそれだけでも自然の不思議さを感じます。こども達も感じてくれたでしょうか？
小さい組の子どもたちには,今トイレトレーニングの真っ最中の子どもも多いです。失敗が怖い,勇気が出ない。恥ずかしい。叱られるのが怖い。小さな子どもたちのハートは,それなりに感じ考え自分なりの表情を見せてくれているのです。トレーニングを始めようとする子どもたちにとっては,大きな問題なのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これに対し優しく勇気を持って「安心」してチャレンジできる環境を作ってあげるのが、園のお役目です。失敗してももいい。次に頑張れればいい。一つの言葉掛けで子どもは勇気を持ってチャレンジできるのです。お母様方も連携して、挑戦を促す,同じ視線と言葉掛けで応援しましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして,成功すれば子どもは自信がつきます。得意げに「報告」に来ます。「僕、一人でトイレ行けたよ！」成功体験こそ子どもの自信につながり。他のことまで積極的になります。暗い思いで登園していた幼稚園が,楽しいものに変わります。「私、い野菜食べられたよ！」「とび縄が飛べたよ！」「出来た」ことは本当に嬉しいのです。そして、周りにご報告をしたいのです。そして、次もチャレンジしたくなるのです。そんな子どもの表情を読み取り、しっかり「ご報告」を受け止めて下さい。そして園と連携して、子どもたちの「成長」をともに喜びましょう！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　先生方はいつも、懸命に子どもたちの様子を捉え、「育てたい」一心で言葉がけを懸命にしています。そして、ひとりひとりの成功に子どもも、先生たちも、毎日心から喜びを共感しています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　４月、先週の出来事（保育日誌）より　　園長