☆季節の移り変わり…☆

2013年9月9日

先日、年中組の女の子たちと朝顔の種をとりました。薄茶色の丸い実の中から、小さな黒い種がたくさん出てきて、子どもたちは「わぁ!!朝顔の種って、こんなのに入っているんだね!!」「この種をまた植えたら、朝顔が咲くの??」「この種は、何色の朝顔が咲くかなぁ??」と、いろいろな感想や思ったことが飛び交いながら、興味深々に種をとっていました。「来年、みんながさくら組になったときに、植えようね!!」と約束し、その種は大事に大事にとってあります。来年、また沢山の朝顔が幼稚園に咲くことを、楽しみにしていて下さいね!! 夏の終わりを感じる出来事でした。
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そんなこんなで、今日はある女の子が「先生!!いいものいっぱい見つけたよ♪」と、とっても嬉しそうに、そして大事に大事に「つぼみ」を持ってきました。
そうです!!今年もまた、園庭の椿がたくさんのつぼみをつけたようです♪

花が咲く前に摘み取られてしまったつぼみは、もうきれいな花を咲かせることができません。
あちゃ~…と思っていると、また別の女の子もたくさんのつぼみを手に、私のところへ嬉しそうにやってきました。
色々なことに興味がある子どもたち。そして、幼稚園には四季色とりどりの自然がいっぱいです。春には梅、桃、桜の木が満開になり、花が散ったかと思うとすぐに大きな梅の実がたくさん♪夏には大きなせんだんの木の木陰、うんべの弦の下にたくさんの虫たちも遊びに来ます。秋にはイチョウの木が黄色く色づき、ひらひらと舞い、梅林は一面の黄色いじゅうたんに!!そして、秋から冬にかけて、きれいな花を咲かせるのが「椿」です。
残念ながら、今日摘み取られてしまったつぼみは、もう花を咲かせませんが、子どもたちは様々な体験の中で、自然からも沢山のことを学んでいるのだと感じました。帰りの会でも、今日の出来事を子どもたちと話し、命の大切さについて考えました。そして、私たち大人よりも、子どもたちのほうが自然の移り変わりや環境の変化に敏感であることを感じることでした。
 これからも、沢山の自然の中で、大きく育て、みなみっ子♪

© 認定こども園 吉田南幼稚園

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