節分

2019年2月5日

ザワザワざわざわ。

今日は子ども達の様子がどうもおかしい。

浮ついているという表情よりも、何か心配事をしている表情だ。

ちら、チラ、ちら、チラ。

ドンドンドン!ドンドンドン!ドンドンドン!ドンドンドン!

廊下から聞こえてくる、この太鼓の音は。

もしや。

そう、鬼がやってきたのだ。

まずは、手始めに2歳児さんと1歳児さんが狙われてしまいました。

どわぁー!!迫力満点の鬼を目の前に、どんどん隅っこに逃げていく子どもたち。

しかし、そこはもう壁。完全に追い詰められてた一方的な状況。

いつもは守ってくれる先生も今日は、何かおかしい。そう、これが節分です。

おや、元気なもも組は教室で豆を投げる練習をしています。

鬼退治の準備はバッチリです。

しまった、恐怖で豆が投げられない。どんどん隅に追いやられてしまいました。

最初はこんなに意気込んでいた子どもたちも、いざ鬼を目の前にすると

十分に力が発揮できないようでした。

こちらは年長児さくら組、去年は全然怖がっていなかったので。

今年は4人がかりで教室を攻めます!!!

きゃー!!!と叫ぶものの、さすが5歳児!!豆が上手に飛んでくる。

お面に何回も豆をぶつけられ、しまいにはお面の中にまで豆が入ってきました。

子どもたちより鬼役の先生達が楽しんでいます♪

もちろん全クラス、豆を投げ終えると鬼の正体は先生である事を告げます。

安堵した表情の子ども達も非常に愛おしく感じました。

毎年手抜きせず、やる以上は全力で怖がってもらいます(笑)

昔から真実と空想の中間にある不思議な世界。

その世界観こそ、子ども達の想像する世界なのではないだろうか。

また、来年もお楽しみに♪

© 認定こども園 吉田南幼稚園

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