大きく育て,こどもたち!

2012年10月20日

久しぶりの投稿です!先生方の日々投稿実施に、やや心配をしておりましたが現在のところ,居残りまでして踏ん張ってくださっているので、私は謙虚に,出番も控えめにと考えてのことで…(もともと書き込みは少ないではないか~とのお叱りの声も聞こえますが・・・)遠慮しておりました。
 さて,運動会も終わり,園もようやく平常の保育のリズムに戻ってまいりました。しかし,10月後半11月と行事目白押しで、子ども達の心身、体力共にいかがなものかと懸念されるところです。「運動会の為の保育!」ではなく「保育の為の運動会」を言い続けながら,ほぼ達成出来た様に思いますが,そこは先生方も人の子!,思い通りにいかないところも多々あったようです。
 運動会は,三位一体をつくづく感じさせられることでありました。子ども達は本当に精一杯がんばってくれました。また,多くの場面でその「成長」の姿を見せてくれ,胸打たれるシーンも多々でした,子どもたちに心から感謝しました。先生方もままならぬ状況にも,全力で対処し,持てる全ての力を出し切っておりました。また,なにより,お父様お母様のご尽力には「感銘」を受けました。運動会を盛り上げ,作り上げているのは,まさにこの3つの「力」の集合があったからこそとつくづく感じるところでした。皆様に本当に感謝いたします。
 さて,日々の園生活の中,子どもたちはそれぞれが確実に育ってゆく姿に,「生命の力」と、人が元来持つ,「自立力」を感じさせてくれます。そんな子どもたちを預かり、育ちのお手伝いをする機会をいただいた私達は,一つの宿命的な大きな「責任」と「義務」を痛感するところです。
 今,幼稚園の制度変革や環境変化の中,園運営には大きな判断が問われ,本当に厳しい経営面も存在しています。それでも「そんなこと関係ないよ~」と子どもたちは日々すくすくと育っていきます。子どもたちは「元気な子」「そうでない子」「発達特性の強い子」どんな子どもでも「待った!無く」現在進行形,リアルタイムで育っていく訳で,私どもはそんな子どもたちをお預かりする施設で,努力する「義務」があり、今後もそれを実践してゆく「力」をつけなければならないと日々試行錯誤しております。
 また,子供たちの「育ち」に忘れてはならない最も大切なものは「親」と「家庭」の存在です。子どもたちの世界はどんどん広がっていきます、在園の子どもを取り巻く環境の中心は「家庭-保護者」と「幼稚園-友だち-先生」たちです。家庭での親や,幼稚園で接するお友だちや先生達など周りの「心」に支えられたとき,子どもたちはより「大きく育つ」と信じております!私ども「園」と「家庭」連携はこの子どもの「育ち」に絶対不可欠のものです。大いに子どもたちの為にコミュニケーションを取り合いましょう。  
 最近の私は,大きなうねりの流れの中に身を浮かべ,流され,「これで良いのか」と思いとどまることもままならず,逆らえぬ流れに、必死で腕を動かし水をかきながら,ようやく思いの方向に舵を切ってゆくのが精一杯,という日々です。
 しかしながら,皆様の力をお借りしながら,進んでいかなければなりません。どうぞ今後もご協力をいただき, みんなでみんなで,未来を背負う子どもたちの為に,がんばっていきましょう。  最近出番の少ない 園長

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