子どもたちと先生(手作りプール玩具)

2013年7月23日

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IMG_0013 いよいよ夏休み突入です。昔の幼稚園は長い夏休み教職員も交代で,まとまった休みを取って有休消化なんて!のんびりなんてこともあったようですが,今や内閣府は「地域における全てのこどもに平等で一体的な養育支援を!」ということで幼保一体化策「子ども子育て支援新制度」が平成27年施行を目指してドンドン推進しております。主旨には大賛成ですが財源確保やその進み具合をみると,「教育よりは養護?」と「待機児の解消」を御旗にかなりの強引さも感じるのは私だけでしょうか?保育の必要・不要にかかわらず全ての子に「幼児教育を」当然ですが,永年2つの行政と保育所・幼稚園それぞれ歴史を積み重ねてきた役割分担を一朝一夕にかえようとは,そうそう容易にはいかないと思います。話を戻します。わが園でも預かりのお子様は増えております。働かれる方が増えて今や幼稚園は「預かり」無くしては成り立ちません。これが社会のニーズなのです。だからこそ制度対応をしつつもしっかり「幼児教育」を実践しなくてはならないと考えます。しかしながら先生方に目を向けますと子どもたちの中で,朝は早朝から夜遅くまで,ゆっくり昼食・休み取る間もなく働いてます。子どもたちの育ちと生活習慣を育む為には,昼食時だろうが排泄時だろうが目を離すことは許されません,万一何かがあると先生や預かる園の管理責任だからです。いかなる時も子どもたちを常に視診し,即座に対応しなくてはならないのです。大変ですが,それがこの職を生業とした私どもの役割なのです。でも,何故先生たちは,そんな過酷な環境ながら「がんばれるのか?」。それは子どもたちを愛してやまないからです。そして、子どもたち全員、ひとりひとりがそれぞれに「育ち」・「学び」という形で答えを出してくれるからです。それは、何よりも得難い「喜び・やりがい」というご褒美を与えてくれるからであり,その道のりが険しいほど得るものが大きいのです。今後はそんな先生方の待遇改善もしていかねばなりません。内閣府(行政)はそこに目を向けて欲しいものです。そんな中,夏休みは,わが園も研修だらけではありますが,補助教員の先生方の協力を頂き,交代制で二学期に向けての「プチ養生期間」が実現できそうです!さあ長い夏休み!みんなで思い出をいっぱい作りましょう!

© 認定こども園 吉田南幼稚園

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