設定保育

2013年10月25日

台風続きの秋の天気は,豪雨・災害等をもたらし,実に不安定な面持ちを見せております。そんな中,わが園は10/13に最大イベントの運動会を,晴天の中無事終えることができました。天の神様に心より感謝といったところです。保護者の皆様本当に有難うございました。                    子どもたちもすっかり平常の保育の流れに戻り,日々安定した流れの中,園生活を伸び伸びと送っているところです。教職員もかねてより気ががりだった一人一人の「育ち」にしっかり目を向け指導に専念できる時期となりました。しかし,12月のお遊戯会の準備もそろそろ始めなければならない頃でもあります。          先日,皆与志幼稚園で,鹿児島市公・私立幼稚園保育研究会があり,私と浦口妃都美先生が,午前・午後別れ部分参加してまいりました。公立ということで「4・5歳児混合保育」を観させていただきました。
公立幼稚園は,その園児数から必然的に「自由保育」に重きを置かれる傾向があり,私立幼稚園は「設定保育」に多くの時間が取られる傾向があると言われますが,その差は「や・や」といったて緯度のものなのかもしれません。いずれにもメリットとデメリットがあり,保育者の意識で「設定保育」の中にも「一人一人」を十分に配慮した言葉掛けはできるものです。また,「自由保育」においても逆も十分に可能です。特に私ども小規模園も例外ではありません。今回の皆吉幼稚園の公開保育は4歳児6名5歳児5名の人数で「異年齢交流」が常にできている中にも,設定保育の部分をコーナーコーナーで繰り広げ,熱心な先生方が丁寧にかつしっかりと保育されている姿が印象的でした。環境もわが園以上に自然に恵まれ,お隣の皆与志小との幼少連携もしっかり計画・実践されているようで,公立ならではのメリットが生かせれていると感じました。公立と言えども、保育活動の現場は、わが園の教室でおこなわれている光景とほぼ同じで、保育者の子供に向き合う思い・姿勢が感じ取れ、安心することでした。子どもに携わる、どこの教員・保育士も毎日懸命に頑張っているのです。この国の未来は大丈夫ですよ!っとちょっとだけ大きな声で言いたいと思いました。

© 認定こども園 吉田南幼稚園

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