あがた幼稚園視察研修

2013年12月27日

去る12月23日~24日に宮崎県日南市の認定こども園「あがた幼稚園」と社福の「四季の森こども園」に視察研修に4名で行ってまいりました。
私どもは制度が変わろうとしている中,保育施設として,つい見失いがちな大切なものを,改めて「あがた幼稚園」と先生の取り組まれている「保育」に対する姿勢の中に見出させられた気がいたしております。
 本来,私ども子どもを預かる施設は,その最も大きな命題である「子どもの育ち」の為に,子ども達とその保護者と共に,その環境を整えることに誠心誠意,努力することに全力を注がなければ成らないと感じるところですが,雑事に追われつい日々を同じように過ごしてしまいがちです。
 そんな中今回の研修旅行で,今私どもの園に欠落していると思われる私たちが進むべき将来への「夢」であり「目標」を,持つことに大きな意味があると感じるところです。
保育には「夢」があります。達成感という「喜び」があります。子供たちに夢を見てもらうことでその「成長」に繋げ,ともに歩んでいけるはずです。そしてそれはこの上なく「楽しい」仕事でなくてはなりません。 
 まずは施設環境の素晴らしさに目がいきがちですが,よくよくお話を聞き観ていくと,そこには子どもたちの育ちをしっかりと考えた「環境構成」があり,園全体の保育に対するしっかりとしたコンセプトから作られていることがわかります。ある意味,施設設備は必然的に生み出されたものなのでしょう。
 元日本サッカー代表岡田監督の「勝利の女神は細部に宿る」小さな努力,その積み重ねが勝利を招くと言っておられます。小さな努力をおろそかにしないことが大切です。

新年に向かい「目標」明確にし「子どもの育ち」を中心とした活動をもっともっと展開したいと決意を新たにするところです。
 この場をお借りして丁寧に長時間にわたり対応してくださった「あがた幼稚園」園長伊豆元先生・奥様「四季の森こども園」園長先生・他教職員の皆様に心より感謝申し上げます。  園長

© 認定こども園 吉田南幼稚園

認定こども園吉田南幼稚園