一週間早いおゆうぎ会

2015年11月30日

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今年の「お遊戯発表会」例年より一週間早いおゆうぎ会となりました。練習期間が短いので少し心配しておりましたが、子ども達は先生と一緒になって、毎日の限られた保育時間を有効に使って、精一杯の演技を見せてくれました。何より子ども達が生き生きした表情と、楽しんでいたと感じ取れたことは,何よりの「手応え」だったと思います。おふざけも幕が開いた瞬間真剣な表情を見せ,会前に懸念した緊張も良い具合に影響して?とても良い出来と感じたのは私だけだったのでしょうか?

「行事の為の保育ではなく・保育のための行事!」出来ていたと思います。IMGP2521      

 今回は「認定こども園」になって初めての「おゆうぎ発表会」でした。0歳から5歳までの発達の様子も感じ取れたおゆうぎ会になったと思いました。0~3歳さんも母子分離の際にやや泣いてしまった子もおりましたが,昨日までの練習で就学に向かう各年齢の段階の「協働」の「ねらい」はすでに達成しておりました。保護者との分離で、涙が出た子。緊張で立ちすくんでしまった子もいました。特に幼い組の先生達の感想。「舞台に立てただけでも素晴らしい成長をかんじました。」も素直な感想でした。それぞれが今の自分の自然体で頑張りました。あとは個性・特性と捉え今後の成長に期待していきたいものです。保護者の皆様本当に有難うございました。     園 長

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回転遊具

2015年11月19日

 

ずいぶん長い間、っ修理と設置がうまくいかなかった「回転遊具」が久しぶりに帰ってまいりました。子どもたちは大喜びで一斉に集まり飛び乗っていきました。

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あまりに多くのこどもたちが、一斉に乗り込んだので、すこし回すと落っこちるこどもが出てまいりました。その泣き声に動きが止まりました。「どうする?」「どうしよう?」。乗り込めずにはみ出てしまったこども達は「のせて~」と大声で叫んでいます。先生が「交代で乗らなきゃ!」言葉掛けしました。ようやくみんなが順番よく順調に遊べるようになりました。年長さんが「交代だよ!」と声がけしています。でも,一部にまだ、独り占めする子もいるようです。そんな中でこども達は互いに「学んで」いきます。

安全な遊び方の指導。楽しくみんなが遊べるあそび方の指導!大切ですね!

 

 

 

 

 

 


全日設置者・園長研修大会in盛岡

2015年11月19日

先月26日は岩手県盛岡市に,全日本設置者・園長研修の大会の裏方として参加いたしました。認定こども園の全国移行率は23.2%ですが,鹿児島県は67.3%で茨城県79.4%・秋田78.1%についで全国第3位です。全国の自治体,それから全国の幼稚園の志向は移行を視野にいれ新制度へ移行の方向を向いていることは事実ですが,現実は問題も多くその壁にぶち当たっているのも事実です。私が参加した分科会では,各自治体が独自に進める中,利用者負担額や利用調整の問題、1号児・2号児・3号児が一緒にいることから生まれる運営面とPTA保護者志向や給食費の理解の問題点等さまざまが取り上げられました。我が園も先駆けて「認定こども園」になりましたが,この研修で,うなずける課題も多く,長い将来を見れば選択は間違っていないと思いながらも,「職員研修・会議」等の時間確保や「預かる子ども達の時間環境などの配慮」など,今後は,良質の教育提供に取り組む「質の改善」に取まなければならないとの強く感じるところです。焦らず一つ一つ解決していこうと考えております。最近はもう一つ大きな課題と感じておりますのが「人材確保」の問題です。補助教員・保育士さんはハローワークに募集を続けておりますが,応募者が絶対的に少ないことと,なかなか雇用にまで繋げることができておりません。本年度卒業の新規採用者も応募がとても少ない状況です。どこの業界においても顕著にこの傾向であるようですが,私ども保育施設もますます深刻な問題となっていくでしょう。

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がんばったよ!初めての発表会!

2015年9月15日

9月11日(金)おじいちゃん・おばあちゃん参観がありました。まだかまだかとこの日を「楽しみ」に待っていた子ども達でした!。それでも、たくさんのお客様を前にちょっぴり緊張しましたが、子ども達が「がんばって」本年度初めての発表会をしっかり終了することができました。入園当初の姿から比べると、その成長を感じさせてくれる発表会でした。

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終了後の反省会では先生たちもその子ども達の姿を思い出し、笑顔がいっぱいでした。IMGP2064

 

がんばれ!子ども達!!2学期は行事一杯,たくさんたくさんがんばって!経験をいっぱい重ねて成長して欲しいものです。 園 長


夏祭りバザー

2015年8月5日

8月1日(土)は、バザー夏祭りが開催されました。

役員・係りの皆さん,準備から後片付けまで、大変ご苦労様でした。無事終わりまして「ホッ」と胸をなでおろされておられる方も多いかと思います。

毎年暑い中で、負担軽減を目指しましたが、保護者・役員も毎年変わる中、初めての方々も多く、心労も多かったかと思います。「奉仕の精神」がなければ成り立たない行事ですが、「各販売コーナー」「おやじ会コーナー」本当にご苦労様でした。子ども達に喜んでもらえた分は、大きな価値もあったかと思います。みんなが楽しめるものに成ると良いですね。

その後においては、園とPTAさんとの反省会で多くのことが話し合われました。認定こども園に成って初のバザー夏祭りでした。「より良い答えは、反省から導き出せる・・・!」を期待して、次回を楽しみにしたいと思います。

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 個人的な話になりますが、その翌日は、町内会のかかり払い&校区クリーン大作戦でした。本年より輪番で回ってまいりました会長職は,トラックからゴミ袋までの手配から,収集ゴミの廃棄まで、また、家内はお茶の手配からお菓子の袋詰め・漬物の準備までと、なにかと忙しいものです。

私の住む町内会は古く由緒ある遺跡があり、皇徳寺というお寺の代々の住職さんのお墓が有ります。あいご会と一緒に年に1回のお掃除をします。墓石のコケ落とし・清掃・廃木の片付け・今年は献花用の筒(竹製)の作り替えを何年ぶりに行いました。

その後は、町内お住まいの研究家・大坪先生の町内の遺跡と歴史由来の説明を頂き、子ども達も大変勉強になりました。(やや蚊に刺されるのが大変でしたが・・・)

年々、町内のお寺跡の「仁王像・鏡石・磨崖仏・はの神様」も藪に覆われつつあるところもあり、大坪先生は今後の保存を懸念されていらっしゃいました。

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 還暦前の私には実に充実した、かつハードな2日間でした。

園 長

 

 


ガンバレ「なでしこ」!

2015年6月28日

1719女子サッカーなでしこが、オーストラリアを破って準決勝にコマを進めました。

地道に派手なプレーはあまり見えないが、パスプレーはもちろん,個人技術も随所にワールドクラスの高レベルのプレーを見せつつ,メンタル面では責められても慌てることなく冷静に走り続け,ボールを奪いとると焦ることなく繰り返し,繰り返し,幾度も,幾度も根気よく堅実な攻めを続ける姿は,まさに「大和撫子」の真骨頂と、感動いたしました。

 その繰り返しが実って後半42分という終了間際にとうとうゴールマウスを破り1点をもぎ取りました。度々ゴールに攻め込みチャンスを作っていた流れから考えると当然のような得点でした。基礎体力・技術そしてあの精神力こそが勝利の秘訣なのでしょう。

 キャプテン宮間選手がインタビューで走り負けなかったことに「監督の厳しい練習で,一切手を抜かず練習をしてきた,途中から気持ちの強い方が勝つと確信があった。そこは絶対に負けない自信があった。」と語っていましたが努力こそが勝利への一つの手がかかりであることは間違い無いと感じるところでした。

 また、佐々木監督のインタビューで気がついたのは,「選手が最後まで頑張って,粘り強く、最後はしとめていただいた。」得点の岩淵へも「混戦からしっかり決めていただいて良かった。」「いただく」など監督が自分のチームの選手に敬語を使うことなどめったにありません。佐々木監督の選手への信頼と尊敬が垣間見えるインタビューだったと思い,感銘を受けました。監督・選手相互間の信頼関係も,勝利を呼び込む為の不可欠要素なのでしょう。

 私どもも,実りある成果のために,日常の仕事の中に日々努力を積み重ねること,そして信頼し合うことの大切さを学ばされる思いがいたしました。

是非とも後2勝して,連覇を成し遂げてもらいたいものです。頑張れ!なでしこ!  園 長


エアコン清掃

2015年6月17日

IMGP1720エアコンの掃除を依頼しました。私が園に来た当初,職員室のエアコンを購入して,本年初め,修理を繰り返していたさくら組の1台とうとう動かなくなり買い替えました。それ以外は,未だ旧式のエアコンのままです。今回はしっかりした掃除をしていただこうと,思い,少々お値段はかかりましたが,機械の中の部品等を全て分解してオーバーホール清掃をする作業まで依頼しました。

相当の汚れ様と予想はしておりましたが,実際,園庭を前に構える構造もあり,砂ホコリを中心に相当の汚れ様で、古いこととで悪戦苦闘されておりました。(やや申し訳ない気持ちもしました。)

さて、実はその仕事ぶりには感銘を受けました,大型業務用の機械なので,電気の専門知識はもちろん。予想外に起こったアクシデントに対処する工具・用具の準備も手抜かりなく,部屋を汚さない準備も確実に怠り無く!遅い時間まで黙々と作業をする姿は「プロ」を感じさせられました,予想以上にとても(終了午後8時半)遅くなったにもかかわらず,焦ることなく,最後の「作動確認」もしっかり済ませ,清掃状態・今後の使用上の注意まで指導くださいました。

思わず「い~,仕事ですね!」鑑定団の中島先生の言葉を,そっくりそのまま贈りたくなりました。

果たして私の仕事は?幼稚園は?と思い返すと,まだまだ未熟な様々な問題のことばかり思い起こされて、「これじゃいけない!」と反省することでした。焦りは禁物ですが、一つずつ一つずつ丁寧に取り組んで行かなければと気持ちを新たにするところでした。


今週は、行事一杯!!

2015年5月23日

今週の行事で,ご紹介ができなかった事を一挙にアップさせて頂きます。私も協会関係と輪番町内会長に諸事振り回された分刻みで走り回った1週間でした。(まだ終わってませんが~!)

  5月19日(火)いもの苗植え

畝切りは、林さんと中島さんが協力くださいました。IMGP1632

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  5月20日(水)おはなしカメさん公演IMGP1651

  5月21日(木)避難訓練CIMG5210

     5月22日(金)誕生会

金曜日は協会お仕事で〇クリニックの〇先生にお会いし,協会の講演依頼に行きました。そのため,誕生会は参加できず申し訳ありませんでした。

<子供の健康・雑談> SIDS・アレルギーのお話が出て,とても不安になりました。最近の乳幼児突然死症候群(SIDSSudden Infant Death Syndrome)は,RSウイルスやロタ・ノロウイルス当の感染症菌との関連性が発表されいるようで乳幼児の発症予防と事が起こったときの対処法など,我々も早急に勉強する必要があります。6月23日にご講演頂きますので教員1名は同行し勉強してきます。

<SC> 同日,鹿児島市のセーフコミュニティ子どもの安心安全対策委員会に出席してまいりました。鹿児島市がWHOのSC認証を取ろうという取組の一環ですが,10月2日は当園で委員会を開催しスウェーデンからWHOの方も来園し委員会をアリーナで開催したいという鹿児島市からの要望をお受けした形です。当日園保育活動には直接は関係ありませんがアクティブタイムを実施する予定です。(しっかりとした形で活動をしなければなりません)

<園模様>子ども達は,4月からすると,少しづつではありますが,日々園生活にも慣れてきています。混乱は園と私たちに大きく残っておりますが,子ども達のおかげで救われている感も致します。子どもの育つ力は大きいです。子どもたちに感謝です。  園長 


遊具の指導

2015年4月26日

  毎年4月、子どもたちがやや落ち着いた頃、早々に実施するのが「園内探検」と「遊具の遊び方」の指導です。幼稚園内を知る事と安全面での指導に不可欠な活動となります。

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 特に遊具につきましては、遊具まで行って具体的な遊び方のイメージを実際に先生がやってみせて「正しい使い方」「やってはいけない事」等を指導します。子ども達の理解は、後々にその規範(ルール)を示すことで、子どもたち同士が互い注意を促すことが多きな安全補助に繋がります。「だめだよ!そんな乗り方は!」「せんせいが言ってたよ~!」子ども達の認識と理解力は大きいものです。そこには、子どもたち同士互いの関係性からコミュニケーションの場つまり、小さな「子ども達の社会」が形成され始めるのです。年度初めの頃の大切な活動です。 写真は年少もも組さんですが、しっかり聞くことができました。  園 長

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卒園児

2015年2月21日

 わが園の増改築工事の阿久根建設の松下監督は、仕事のこともあって幼稚園にもよく顔をだされますが,園の活動にとても興味を持っておられ、積極的に行事参加を頂いております。豆まき大会の「鬼役」,共同壁画の特殊紙と壁面の準備等々、また,ときにはつぼみ組のトイレの床も「寒かろう」と断熱材を敷いてくれました。

 先日、作業服の工事の若いお兄さんが,カッコイイバイクに乗って「こんちわー」って感じで「ブルンブルン・スーッ」と立ち去ろうとしていました。

そこへ松下監督が現れて「園長先生,この子誰だか?解かりますか?」と笑顔の若者を見ながらおっしゃいます。

 目を凝らしてもなかなか,「いや,よくわかりませんね~」とお答えすると「そこの○○建設さんとこの・・・」

それで,すぐ分かりました。な・なんと卒園児です。もう22歳になるとのことです。3人兄弟の長男さんで,大きな目の「くりっ」としたところはそのままでした。「こ○○君か?あ~!」と驚いて声かけすると!「はい」と返事が帰ってきました!

また,驚くことに,松下監督が続けました。「弟さんも,あそこで今作業をしてますよ!」

「ええ~!」確か「し○△君?」だったはず。建築現場の屋上に姿があったので早速,声をかけてみると,「はずれ!」・・・なんと○○建設社長のお父さん!!ではないですかあ!!その後,とっても逞しくなった「し○△君」にもしっかり会えました。

監督曰く,20歳ながらしっかりしていて,厳しい環境下ながらいつも徹底した自己管理で,一人前の仕事を責任をもってやってくれている。監督も,全面信頼して任せているとのことでした。嬉しく思うとともに,頼もしい大人となったことに感動を覚えずにいられませんでした。

あの頃,園庭で泣いたり笑ったり、走り回っていたあの子たちが,立派な若者になって,しっかり仕事をしていることにまず持って感動しました。

それからもう一つは,「その子がなんとわが園の建物づくりに携わり,その自らの手で専門職の技を持って,今、この園を作りに携わってくれている。」という事実に,大きな運命と「ご縁」を感じたのです。

きっと素晴らしい施設ができるという予感がしてきました。その日の帰りは何だか「良いことがあった!」と幸せな気持ちで帰路につきました。    園長


© 認定こども園 吉田南幼稚園

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