サッカーはこども達に・・・
2017.11.24
今年のガーデンサッカー大会は年長チームは2チーム同点から,チームじゃんけんで優勝することが出来ました。チームじゃんけんは,負けたチームは残念ですが、子ども達はもちろん,かかわる全ての最も後味の悪さを残さない方法として幼児サッカー連盟がこれまでも取って来た方法です。
優勝するのは,実力もさることながら,運も大きく影響してなかなか難しいものです。
しかしながら,総得点21点,失点0は素晴らしい結果です。おめでとうございます。
さて、試合が被った為,十年ぶり程に,年中・小組のコーチのお役目をさせて頂きました。一番感じたのは,試合に臨む子ども達の表情が,十年前と全く変わっていないという事でした。「キラキラした目,緊張も感じさせられるのですが,やる気でやや興奮気味の表情!高いテンション!」何か大きなことが始まる期待感なのでしょうか!
急遽の事で,準備不足でボールの準備が無く,アップは体だけに終わりましたが,子ども達はおかまいなしで元気一杯,懸命にボールを追いかけてくれました。結果は1試合目,8点も取られてしまいましたが後半PKで,年中少チーム・公式戦初得点となる1点を入れることが出来て,決めた子も,他の子ども達も全員が体全体で飛び上がり喜びを表しておりました。この貴重な1点の喜び・嬉しさから,この子たちのサッカーが始まるのかと思うと,この1点は大きな宝物です。3試合目にも試合は引き分けたものの本日2点目の得点も流れの中から生まれました。再び子ども達は歓喜の声を上げていました。
この大会で感じたのは,幼稚園で日頃は,甘えん坊で,よく泣き、お母さんから離れられないような子が,試合に臨んでみると,想像もつかないような強い表情と姿をみせてくれることでした。人間は多面体といいますが,たくさんの応援・緑の芝生のピッチ,そこに立つことが,かねては絶対見せてくれない表情と行動を引き出してくれるのでしょうか?。この大きな経験が、子どもの可能性を引き出しているのは間違いないでしょう!
私どもも子ども達にそんな見えていない能力と創造性を、引き出す環境づくりこそが大切と通解させられます。このことこそが私ども保育者の仕事であり,やりがいであるのではないかとふと感じた1日でした。さあ明日からまた頑張りましょう!
園長