大切なことは何か。
2018.09.10
本日の保育体育、年長児さんは10月の運動会に向けて組体操の練習をしました。
個人技から2人組、3人組、徐々に人数が増えていき最後は全員で「大きな橋」を完成させます。練習風景、みんな真剣に頑張っていました。
▲たかし先生の指導にも熱が入ります♪
▲この練習の中から子どもたちは沢山の成長をしていくのです。
▲ヨットという1人技。足先、指先まで意識します。
▲オットセイのポーズ、毎年組体操で披露される技です。
▲ブリッジです。女の子たちはとても綺麗に出来ていました♪男の子は体もかたい子が多くバラツキがありますが、みんな一生懸命です。
▲複数で行うピラミッドなどの練習も行いました。
組体操は毎年運動会で年長児が披露します。元気な声と素早くキレのある動きは見る大人を感動させてくれる瞬間でもあります。
ただ、目的は何なのでしょう❓大切なことは何でしょう❓
そこを、担任はじめ職員一同大切にしています。
どれだけ綺麗な演技を本番で披露できるか。そうではありません。
子どもたちは運動会までの期間、この練習を繰り返し、何度も何度も何度も何度も
行います。時に先生の大きな声も聞こえてきます。とても大変で、楽な事ではありません。
しかし、この繰り返しが大切なのです。
子ども達が運動会という1つの目標に向かい、懸命に頑張ること。そして先生とお友達と本気になって取り組む事。そして運動会という舞台でやり遂げた時に得る「達成感」こそ、人としての「学びに向かう力」を育てます。
行事のために子ども達は日々を送っているのでなく、そこまでのプロセスで様々な学びや経験を得ているのです。年長児は運動会までの期間、本当に大きく成長する事でしょう。そしてこの時間は保育者も同時に成長させてくれます。
さあ、目的は何なのか。この時間は何の為なのか。諦めず、最後まで精一杯頑張ろう!!
頑張れ、さき先生!!頑張れさくら組に子ども達!!