お知らせ

環境からうまれる

2018.09.25

私は乳幼児期の保育にもっとも重要なことは「環境」だと考えています。

環境といっても「モノ、ヒト、教育」様々な事が想像できますね。

私は子どもたちが「育つための空間」を大切にしていきたいのです。

指導する保育者も非常に大切ですが、子供達の行動や育ちを予測して、設定せされる環境に深い学びと子どもたちの主体的な行動が生まれてくると思っています。

私、副園長にも3人の子供がいますが基本的に「こども」は「やらされる」ことより「やりたい」ことを選択した時のほうが高い集中力を発揮します。それは自分でやりたい事を選択出来たからです。大人もやらされるより、やりたい事をやるときの方が意欲的で積極的。それと同じです。ただ、何もない環境や設定されていない場所ではこどもたちの主体性は生まれて来ません。我々大人や保育者に重要なことは「やってみたいな♪」と子ども達が興味を惹く環境設定ではないでしょうか。

山があれば登り、トンネルがあれば潜り、橋があれば渡ります。

みじかに水に触れられる場所があれば水遊びをし、花や木があればそれに寄ってくる虫

がいて、その虫に興奮と感動を覚える子供達がいます。

保育のねらいや願いを最終点から逆算して、どのような環境があれば子どもたちがそのような姿に「何も言わずともなってくれるのか。」そこに保育の深さとたのしさがあります。

さて、今日は未満児さんの園庭に奈良県の工場で作っていただいたガーデンテーブルと椅子を設置しました。

きっとこの机と椅子では、今後子ども達と先生がゆっくり座り、笑顔で過ごす時間が増えていくことでしょう。ほかにも砂遊びの作品展示がされたり、子ども達が同士が向き合って会話をしたりするかもしれません。

この環境がどのような物語を生むのか今からとても楽しみです。

長文になりましたが、「環境があるかないかで子どもの育ち」は大きく変わるという事が言いたかったのです。(笑)おしまい。

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