こどもたち
2019.01.17
2日前の子ども達の様子。
この日は天気が悪く外遊びが出来ない日でした。
年少の保育室から順番に覗いていくと面白い事が。
みなさんには分かりますか❓
年少もも組の保育室です。
年中うめ組の保育室です。
年長さくら組の保育室です。
共通点は何でしょう❓
正解は「椅子」です。
本園の3、4、5歳児保育室は仕切り等なく60㎡のお部屋。
良い意味で見渡す事が容易で安全面に優れています。
ただ、実際に遊ぶ子ども達には仕切りがありません。
子どもって狭い場所で遊ぶ事や、広い空間より適度に仕切られた空間を好みます。
これ、何故だかしっていますか❓
子どもにとって極端に広い空間は視覚や聴覚に沢山の
情報が入りすぎて落ち着かないのです。
それに比べ適度な空間は自分の目と耳で全てを見渡せる、
だから脳に入る情報をしっかりと処理できます。
だから落ち着いて、長く、集中して遊べるのです。
と、、、空間についてはここまでですが。この写真を通して驚いたのは子ども達が
自らその空間を作り様々な遊びに発展させているという事です。
しかも全クラス同じように。自然とこの空間が出来上がっています。
年中さんを例にあげれば、みんな同じ遊びをしているようですが
座る場所によって、それぞれが異なる遊びをしています。
一人一人の空間が遊びを発展させているようです。
先頭では魚釣りが行われていました。
子ども達の考える力、そして工夫する力。
遊びを通して主体的に関わりながら学んでいる事がとても嬉しく思います。