研修会と視察
2019.09.18
先日埼玉県川越市で開催された4団体教育交流会(北海道、埼玉県、滋賀、鹿児島)にて鹿児島県若手代表として発表をさせていただきました。
無償化前のこの時期に、他県の私立幼稚園の方々と交流させて頂き沢山の学びと刺激をいただきました。
また翌日には埼玉県久喜市にある栗橋さくら幼稚園を視察させて頂くこともできました。
私も全国的に有名な園など、これまで何園も視察させて頂きましたが、この園は本当に素晴らしい園でした。認定こども園の幼稚園、保育園、子育て支援センター、図書館、児童クラブ、駄菓子屋さん、そしてカフェまで運営されていました。地方にある園だからこそ子育て世代にとって、地域の方にとって絶対的に必要な場所としてコーディネートされていました。
こちらは保育園の外観ですが、ジブリを連想するような素敵な施設でした。
近代的な保育環境の中にはソファーが置いてある保育室が多く、ここで子どもたちがリラックスして絵本を読んでいます。
また子どもたちの遊びが発展するような環境設定も非常に魅力的で真似をしたくなるような仕掛けが沢山ありました。
幼児期の子どもたちだけでなく、小学生から高校生、大人や高齢の方々も集まる駄菓子やさんも施設内にありました。ここに地域の方が集まり、ひとつのコミュニティーがうまれるそうです。地域の方が繋がる事で子育てしやすい街になるようにとの思いがあるとのことでした。
敷地内では本物のカフェも運営されていました。お迎えにきたお母さんや、地域の方々、また先生たちも休憩でコーヒーなどを飲む事が出来るとのこと。こんな環境があれば、お母さんたちも先生達も日常が楽しくなりますね♪
幼稚園の保育室にはロフトがありました。子ども達が遊んだブロックなど通常は片付けないといけないようなものがロフトに置かれており、片付けをしなくても翌日続きからあそぶことが出来るようにと設置したとのことでした。まさに連続した保育と遊び。
写真がありすぎて全ては掲載できませんが、私の頭の中には未来の吉田南幼稚園の姿としてしっかりとイメージが出来ました。このイメージを実現するには非常に時間はかかりますが少しずつ理想に近づけて、いつか理想の「園」に出来るよう頑張らないといけませんね。