鹿児島県幼児ガーデンサッカー大会
2019.11.18
昨日は鹿児島県幼児ガーデンサッカー大会が開催されました。
さすがに開会式は緊張している様子でした
これだけの子ども達と保護者が応援に集まれば緊張するのも当たり前ですね。
ここ健康の森公園は幼児サッカーの聖地です。
伝統の緑ユニホームに袖を通して円陣を組みます。これも自分達で考えてのパフォーマンスだから驚きです♪
ボールを蹴りだすともう普段の姿に戻ります。体は小さいですが気持ちはサッカー選手。
巧みなボールさばきで相手をどんどん抜き去って行きます。
1試合目はなんと11対0と躍動してくれました。2回戦は3対0、3回戦は4対1。3戦3勝で見事に準優勝でした♪おめでとう。
こちらは年長女児、年中、年少児の混成チームです。女の子達がグイグイと相手選手をかわして行きます。
楽しそうですね♪幼児期に努力という言葉は適当ではないと思っています。努力ではなく「楽しむ」事を伝える事が出来るかが大切であり、それを伝える事が出来れば子ども達は自ずと球技の持つ楽しさに引き込まれていくと考えています。
みんな一生懸命です
この集団スポーツのもつ楽しさ、球技の楽しさを、これからも大切に育てたいものです。
学年1クラス30名の小さな幼稚園。今年、年長児の男の子はクラスに11名しかいません。
それでもこの幼児サッカーの舞台では毎年並外れたパフォーマンスを披露してくれます。
1つは吉田南幼稚園の園庭の広さから育つ運動能力との深い関係性。
そしてもう1つは子ども達が主体的に遊ぶ環境設定と協調性を大切にしている事。
大人数にも負けない質の高い人間作り。いつの時代もこの言葉が大切かと思います。
最後に、メダルをもらっても嬉しそうな表情を見せない子ども達がいました。
どうしてそんな表情をしているの❓嬉しくないの❓
と私が尋ねると、「ぼくは優勝の旗がほしかったんだ。」と言いました。
確かに優勝旗を目指して頑張っていた子ども達にとっては、納得いかない結果だったのかもしれません。それでもあれだけ大勢の中で、準優勝した事の素晴らしさを伝えました。
結果や目標ももちろん大切ではありますが、自分が大好きな事を見つけて、それに向かい取り組む姿勢こそ幼児期にとって重要な姿です。スポーツを通して普段幼稚園では出来ない経験が、また彼らを成長させてくれる1日となりました。
▪️吉田南幼稚園 ガーデンサッカー大会 過去の成績
第30回Bパート優勝 2014年
第32回Bパート第3位 2016年
第33回Bパート優勝 2017年
第35回Bパート準優勝 2019年