お知らせ

新年あけましておめでとうございます。
令和7年（2025年）を迎え本日から吉田南幼稚園も新たな年のスタートをきりました。

年末年始はご家族や親戚などと過ごす時間も多く、大変に賑やかな時間を過ごされた方も多かったのではないでしょうか。
新しい1年の幕開け、「家族や親族」の存在を改めて大切に思う時間がお正月にはあるような気がします。

さて、私事ですが今年は「初日の出」を近くの海岸から見に行きました。
早起きが苦手な私ですが、錦江湾の水平線から昇る太陽は　とても力強く　とても美しかったです。
年神様を迎え、今年1年の家族健康を拝ませていただきました。

今年は巳年という事で60年に一度の巳年は、2025年で「乙巳（きのとみ）」の年だそうです。「乙巳」の「乙」は植物が芽を出して伸びる様子、「巳」は成長のピークを表すと言われています。
この組み合わせは、新たな成長と飛躍の年と考えられています。吉田南幼稚園の子ども達、また関わる全ての方にとって「新たな成長と飛躍」出来る1年となりますように♪

さて、話は変わりますが12月末日に教え子が吉田南幼稚園を訪ねてきてくれました。私がサッカーを通して12歳（小6）まで指導してきた男の子です。高校生の頃に久々に1度会ったきりだったので、7年振りの再開となりました。

現在は23歳となり名古屋で某有名な自動車メーカーの車体デザインの仕事をしているとの事でした。私の記憶は小さい小学生の頃の姿ですが、今では立派に成人となり社会のために日々頑張っているようです。
幼少期に関わり、一緒に過ごした子ども達が　こんなにも立派に成長している姿をみると本当に嬉しく思います。この子の人生において、少しでも私達と過ごした時間が何かの糧になっていれば　私の仕事も大切な意味があるのだと改めて感じます。

乳幼児教育という仕事はすぐに成長の結果や手ごたえを感じる事ができるものではありません。ゆっくり、丁寧に時間をかけながら　この子たちがいつか大人になった時に　支えとなり　礎となるよう　未来を思い描きながら関わる役割があります。ただ、決してその先の子ども達の姿を見る機会が多いとはいえません・・・　今回彼が来てくれたように　園へ成長した姿を見せに来てくれると　とても嬉しい気持ちと同時に励みにもなります。

彼自身も長い時間が経過していたため、緊張もあったのかもしれません。
彼の言葉の中で「ご挨拶に来るまでに時間がかかってしまい　すみません」という言葉がありました。
私は　そんなことを思ってくれていたのか。そんな言葉をかけられるようになったのかと、彼の成長を心の中で感じました。

1年、そしてまた1年。年月の中で積み重ねた「経験」や出会った「人」が自身の人生を大きく変化させていきます。
いくつになっても、その出会いや時間を大切に「新たな成長と飛躍」多き1年になるよう過ごしていきたいと思います。

本年も保護者の皆さんにも様々な行事等で、ご協力をいただくことも多々あるかと存じますが、どうぞ前年同様、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

（園長橋口）