お知らせ

知ることよりも感じることが大切

2025.08.01

吉田南幼稚園では「実体験」を大切に子ども達と生活をしています。

6月20日は毎年恒例の「米の苗植え」を体験しました。

保護者であり本園評議員でもある「でしまる園芸」さんにいつもお世話になりこのような経験が出来ています。
はじめて田んぼに足を沈める子も多く、独特の触感に最初は驚く姿もありました。

それでも、体勢を維持しながら苗を1つ1つ丁寧に植えている姿は素晴らしい姿でした。
みんなで横一列になり、昔から行われている「手植え」の手法を経験出来ることは本当に貴重な時間です。

今年は米問題が各家庭まで影響し、改めて日本人の主食であるお米の大切さを感じているからこそ意味深いものとなりました。
弟子丸さんのご厚意で、体験した年長クラスの全員が「田植え機乗車体験」も出来ました。

リズムよく機器の指先が田に苗を沈める「ガッタン、ガッタン、ガッタン」という音も心地よく聞こえます。

田植え機の少し高い景色から見る田園風景は子ども達の記憶にきっと残る事でしょう。
秋になると、このお米を収穫して「おにぎり作り」を行います。

出来立ての新米で作るおにぎりは、きっと世界一美味しいおにぎりになると思います。


それは、「実体験」という前書きがあるからこその「食事」となるからです。

私達吉田南幼稚園では、「知ることより感じること」。つまり実際の経験を通して子ども達が様々な考えや感性を養うことを大切にしています。

レイチェルカーソンの言葉のように、五感を使い感じた経験こそが人生の「知」となり、将来生きる力の根となると考えているのです。

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