うれしい出来事♪
2011.02.22
今日は久々に園の行事外で日頃のこども達の様子を紹介したいと思います。
~その1~
朝、私はバスの運転終えAM9:30頃に幼稚園に戻ってきました。
するとすぐ、年少クラスの〇〇君に呼ばれ近寄りました。
そして、こんなことを言われました。
〇〇君:『せんせい、ありがとうね』
私は色々と考えましたが思い当たる事がなかったので
私:『うん?先生何かしてあげたっけ?』と聞いてみると
〇〇君:『うん・・・・、みんなを連れてきてありがとう』
こんな出来事がありました。私はすごい感動と同時に、嬉しさが込み上げて
きました。まだ年少の3歳、4歳のこどもが感謝の気持ちを私に直接言葉として
表現してくれたのです♪バスで私がお友達を連れてきてくれたことについて
嬉しかったのでしょうね。
大人になり言いたいことを中々言えなくなってしまった経験はみなさん
あると思います。子供の時の素直さを私も見直そうと思います。
~その2~
幼稚園で働いていると園児たちから色々なものをもらいます。
自然に恵まれた幼稚園なので、自然物を利用した作品を色々と
作りこども達は遊んでいます。
例えばこの作品を見てください。
年長さんが私にくれたものです。
何かわかりますか?
今幼稚園は梅の花と桃の花が満開です。
その散った花びらを利用して、一本の棒に花びらを数枚さして
それを葉で挟む。とてもきれですよね♪
無意識にこれを作っているのでしょう、自然物を利用し美的感覚
を形で表現しています♪
この幼稚園の子達は自然と遊ぶ事が本当に上手です。
そういえば、以前こんなことがありました。
ある日、年少さんの1人が木の葉を躊躇なく何枚もちぎっていました。
すると年長組の子が、その子に向かい言いました。
年長さん:『ダメだよ!!!葉っぱだって生きてるんだから
ちぎったらかわいそうだよ!!』
その後注意をしていた年長さんと話をしたら、以前先生から教えてもらったそうです。
自然のものも生きている、人間と同じなんだ。
それをこの子は理解してほかの子にも教えてあげることが出来ました。
おそらく注意された年少の子も次から葉っぱをちぎるほうではなくて、
注意する側にかわっていくでしょう。
集団の中で学ぶことってこういう事を言うのではないでしょうか?
遊びの中から人間として・・・、一つの生命として・・・
色々な事をこども達は幼稚園で学んでいるのですね♪
その日からだいぶ時間が経ちましたが、園庭で
そのような事はあまり見なくなった気がします。