お知らせ

2学期~木育を導入~

2014.09.03

夏休み期間、私たち教職員は本当に沢山の研修や講演会に参加しました。幼児教育の質と向上を実践するためには日々変わりゆく事へ敏感に目を向けておかなければなりません。私(副園長)が夏の研修期間、1番印象に残った講演は東京大学大学院教育学研究科教授である秋田 喜代美(あきた きよみ)先生の講演でした。何が素晴らしかったか、2時間近い講演の中で沢山ありすぎて文章では説明出来ませんが「子ども達が自ら考える力」という事の重要性を非常に感じました。そこで2学期からは自由遊びの質の向上、教材研究を行い「木育」を導入させて頂きます。木育ってなんだろう?、それは「子どもをはじめとするすべての人びとが、木とふれあい、木に学び、木と生きる」こと学ぶ活動です。私たちは自然と共存し、そこに生きています。幼児期に「木」と触れ合う事で様々な事を学んでいってほしいと考えています。

下の写真、最初私は屋外読み聞かせスペースとして円形机を2つ。椅子となる丸太を程よく加工して8本。これを綺麗に並べて完成しました。ところが5分後に戻ってくると子ども達が机に長い気を乗せ吊り橋遊びをしたり、丸太を自分たちで並べ平均台にしたり、丸太を重ねてシーソーを作ったり、私の構想は数分で崩れ去りました(笑)しかし、これで良いんですね♪子ども達が自発的に動き、自分たちで遊びを想像し、それを沢山の友達と共有する。既存の玩具や遊具にはまねできない子ども達の「オリジナル」。子ども達、自らが想像し考える力が養えるような環境設定が出来たような気がします。子ども達が考えるものなので時には危険なことも起こるかもしれません。しかし、そのような経験をするや予想出来る事こそ危険察知する力を身に付けるタイミングでもあります。私たち大人では決して思いつかないような遊びをこれからも温かく見守って頂ければ嬉しく思います。

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