第55回全教職員研修大会(大隅大会)
2016.07.25
投稿:副園長(橋口)
7月21日・22日は全教職員研修大会(大隅大会)がありました。
本園からも9名参加し、大隅の幼稚園・認定こども園の実践的な保育
見学をさせて頂きました。毎年鹿児島県私立幼稚園協会の園職員が共に
学びあい「保育の質」を高めあう、刺激を受ける大切な時間です。
特にクラス担任を持つ本園の職員たちは、日常的に研修に行くことや
他の園の見学が難しく、この2日間は非常に大切な時間となります。
■1日目はそれぞれテーマごとに分かれ12分科会ある中から
1つの園を選び保育実践を見学後、グループディスカッション
など個々の意見を出し合い様々な課題・発見を見つけていきます。
■2日目は全体会です。
下記の写真は鹿屋市文化会館、全体会の様子です。
鹿児島県全域の幼稚園教職員が一斉に集まるので凄い人数です。
▲毎年、私の楽しみにしている講演があります。
今年は同志社女子大学教授の笠間浩幸先生
演題「砂場遊びから見る子どもの成長・発達と
保育の課題」です。
20年間砂場から見える発達について研究なさってる
貴重な講演でした。ここ(砂場)から成長過程や
発達、また4・5歳児では砂遊びが減少するが
「ある工夫」でよりダイナミックな砂遊びに発展
するという事。本園でも早速実施してみたいと思って
います。
▲たかが「砂遊び」、されど「砂遊び」ですが
構造的視点としても様々な影響が見られます。
この充実した研修会の閉式の言葉は
「鹿児島県私立幼稚園協会副会長」こと、
我が吉田南幼稚園の園長先生でした。
普段協会の仕事で園にいる日数も少ないですが
これだけの大勢の中、立派に登壇される姿を見て
改めて「すべての子ども達」の為に体に鞭を打ち
頑張ってくれているのだと考えさせられましたね~。
園長が留守の時は、私も益々頑張らなければなりません。
最後となりますが、今回大隅地区で公開保育をして下さった
園の皆様、並びに幼稚園協会各委員の皆様に心から
感謝しております。全教職員研修会の学びを無駄にすること
なく、自園の子ども達の為に還元していきたいと思います。
本当に2日間お疲れ様でした。