お散歩日和
2023年6月24日
雨を待ち望んでいた子ども達。そう、晴天ではなく雨が降ってほしいと願っていました。
梅雨入りしましたが先週は晴れ間も多く「雨のお散歩」が出来ません。
そして、ようやく雨が降ったこの日。
サトイモの葉を収穫して「傘」にしたかったようです。昔、トトロがバス停で猫バスを待っている時にさしていたのを思い出しました。
大きなサトイモの葉は園庭横の畑に生えていました。
雨は五感が刺激されます。
ザァーザァーと地面に打ち付ける雨の「音」。肩や頭を刺激するように落ちてくる雨粒の「感覚」。
雨に濡れた草花から香るほのかな「匂い」。
いつもは何ともない道にも水たまりができて、子ども達は日常との変化を楽しみます。
サトイモの葉は傘にするには少し小さかったようですが、きっと記憶に残る体験ですね(笑)
サトイモの葉で雨をしのぐという機能性とかではなく、子ども達が子ども達なりの物語の世界に入ることが大切な気がします。
雨のシャワーを浴びて、アジサイがキラキラと輝いているように見えます。
自然界が作り出す花の色の美しさ。そんな小さな世界も美しく思える情操感を養ってほしいものです。
また他のクラスは園外へ「雨のお散歩」をしました。雨の日はどんな生き物がいるのかな?
というテーマで「カタツムリやバッタ」を発見し、観察していました。
晴天とは少し違った雨の世界も楽しいものです♪同じ景色でも天候や四季の移り変わりによって見える景色が異なります。
今後も季節ごとの変化に子ども達が興味を持てるような活動を大切にしてきたいと思います。