ビリボピラティス(幼児ピラ)
2017年1月13日
1月12日は年長・年中「幼児ピラティス」の
時間でした。
私が1月10日、今年初めて受けた研修が作業療法士の先生による
「足育」。足育?と聞きなれない方も多いでしょう。
幼児期には食育、足育、歩育、木育など様々な言葉が近年
増えておりますが「足育」は、その名の通り足を使う事。
足といっても足の裏面です。簡単に説明すれば人間が生れ、
成長する過程の中で足は非常に重要。足裏から五感を刺激、
自律神経に働きかけることで脳が発達します。また、集中力や
運動能力、脳の発達にも非常に効果があります。
もちろん、この内容を作業療法の観点と医学的な観点から
幼児期に及ぼす影響と効果として説明を受けました。
近年、浮き指や偏平足の子ども達が非常に増加しているようです。
様々な要因は考えられますが、やはり時代が作ったものでしょう。
このような浮き指などは通常発達すべき情緒や落着き、など
日常生活を送る育ちにも大きく影響があるようです。
本園で取り組んでいる幼児ピラティス。
どの活動も裸足で足裏を刺激する活動が沢山
入っています。
幼児期に多様な経験をする事。
これが大切な事だと思います。
日常動作では使わない部位を意識的に動かす事。
そこから子ども達は少しずつ発展させていきます。
自分の身体が記憶するのです。
このビリボを使った動作など、まさしく足裏、足指
を意識的に集中させないとできませんね。
指先まで、ギュッと!!動いていますね。
また、ビリボピラティスは足だけでなく
全身を効果的に動かします。
これは、体幹と腹筋の力が必要です。
もちろん遊びの動作も大切に。
楽しくなければ子ども達は集中して活動出来ません。
基本は楽しく!!笑顔で!
さあ、ビリボでくるくるまわってみよう♪
これは片足でのバランスです。
ビリボのてっぺんは面積が小さく、平らでは
ありません。片足立ちはとてもむずかしい。
美しすぎる片足立ち。バランスも非常に良いですね。
私が嬉しく思うのは、このピラティスが足育の活動を
含め全身運動となり子ども達の発達に影響を及ぼす事。
その活動を楽しみに、楽しみに、している子ども達が
いるという事です。
講師の森田先生(なおちん先生)は鹿児島初のビリボ
インストラクターです。便乗させて頂きますが吉田南幼稚園は
県内で初めてビリボピラティスを導入した幼稚園となります。
書きたい事が多すぎて、説明も中途半端になりましたが
幼児ピラティスが子ども達にとって非常に大切な活動という事。
なおちん先生、今年も宜しくお願いします。