木のなまえ

2020年5月12日

最近はコロナウイルス関係の事務作業が非常に多く、通常するべき仕事も後回しになり相変わらず職員室はバタバタとしております。

デスクワークに疲れ果てた息抜きに、以前から考えていた木の名前札を作成して取り付けました。

なまえはひらがなで。この木に咲く花や実の写真入りです。

10年かけて園庭に沢山の木々を植えています。子ども達の育つ環境に緑や実のなる木々は必須だと私は思っています。自然の持つ力強い生命力や、柔らかな色彩、季節を感じる葉の落葉。自然と共に人は共存し、学びあい、育ってくれる事を目標にしています。

紫陽花も様々な色がある事を伝えるためのPOP写真
ヒメシャラは美しい白い花がさきますよ
シマトネリコは常緑樹、1年中園庭に緑を与えてくれます。
葉の形、そして紅葉の美しさを子ども達にしってほしいです。ちなみに紅葉の葉に水をかけるとシャカシャカっと美しい音を奏でてくれます。
ソヨゴは赤い実がなります。今はないけど赤い実がなるのを楽しみに。
ジュンベリーは赤みがかった紫色の実をつけます
先日花が散り終え、実がみえてきました。よく観察して下さい。
今は亡き創設者である前理事長が植えた薔薇の花
オリーブも植えてあります。こちらも観察するのが楽しみです。
やまぼうしは赤い実が付きます。この実はジャム作りが出来るようです。
最後はさくら、園庭内に植えることが出来ました。
ブランコ裏の花達も白く綺麗に咲いています。
野草も命をしっかりと主張して綺麗な花を咲かせています。

写真が多すぎて最終的に何が言いたいの分からなくなります。

大切な事はこの自然がもたらす環境こそが吉田南幼稚園の宝物だという事です。この園庭は四季を感じることができます。草花には蝶や蜂、バッタやコオロギ、木の樹液にはカナブンやクワガタ、野草にはバッタや蟻、ダンゴムシ。木の実には沢山の鳥達も。様々な生き物が遊びの中に登場し、子ども達と「命の共存」をしています。

着飾った浅い保育でなく、見てくれの良い保護者目線を意識しすぎた保育でなく、子ども達の目線に合わせた環境と保育を。子ども達がワクワクする保育を。楽しくてしかたのない時間をこの幼稚園で。

それが私は1番大切なことだと思っています。

© 認定こども園 吉田南幼稚園

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