専門性を深めるために

2018年2月10日

平成30年4月から、いよいよ認定こども園教育保育要領が新たに施行されます。

3本の柱を軸に、幼児期の終わりまでに育って欲しい10姿。この姿がどの年齢からどのように、展開されていくか。

私たちは今、本気で乳幼児期の専門性を深めるために研修を行っています。

本日は園内研修第4回目・2歳児の保育活動について研修を行いました。

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2歳児担任から日頃の子ども達の様子や、1枚の写真を使い、この遊びが10の姿でどのような項目に該当する活動であるかを紐解いていきます。

IMG_0065まずは、この遊びがどのような時間にどのように展開され、保育者はどのように関わりをしたか説明してもらい、他の職員でその活動に関して感じた事をまとめていきます。 IMG_0067

ペタペタ、遊んでいる訳ではないですよ(笑)近年の研修はポストイットを使い見やすく、効率的に行われているのです。

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さあ、1枚の写真からこれだけ沢山の意見が出てきました。第4回目の研修という事で職員の考え方や知識も少しずつ深まっているように感じます。

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この写真から紐解かれた10の姿。1つの遊びを通して9つの姿に該当する事が分かりました。その中でも協同性という項目が最も高く、2歳児後期であるものの、子ども達が複数で関わりながら遊びを展開できている事がわかりました。

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ベテランの先生や園長先生、新人の先生も同じ立場から活発な意見交換が行われました。

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”遊びを通した総合的な学び”。その遊びがどのような成長に関係するのか、またどのような言葉かけや環境設定で更に発展されるのか。そこが保育者としての専門性であり、我々にしか出来ない仕事かもしれません。子ども達の為に何が出来るのか。そこを本当に追及して、楽しく今後も研修していきます♪

© 認定こども園 吉田南幼稚園

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