おゆうぎ会

2013年12月6日

 おゆうぎ会では,ご協力本当に有難うございました。お陰様をもちまして,子供たちもがんばった練習の成果を発揮して,実力以上の頑張りを見せてくれました。ご挨拶でお話し足りなかった部分を申し上げますと,4月に新しいクラススタートして,各担任は新入・進級児が混在する中,バラバラだったそれぞれの子ども達の異なる個性・生活習慣・発達段階をしっかり視診しつつ時間をかけながら日常生活をともに過ごし,遊び・保育を通してともに共感し信頼関係を築きながら,ともに学んできました。子ども達も大好きな「先生」の言葉を信頼しながら,1学期~2学期の行事を一つずつ丁寧に実践してきた訳です。子供たちが4月からいきなり1回で集合や整列ができるはずがありません。先生方がいつも考え悩むのは,それぞれの子ども達にどんな「言葉掛け」をすると全員がストレスなく「学び」集団行動が出来るようになるのか?ということです。先ずはさまざま異なる家庭からの生活習慣を園生活の流れに添えるよう子ども達との信頼関係を作ることから始まりました。その信頼関係が子供たちに対する「言葉掛け」の裏付けとなっていきます。2学期は大イベント運動会を終え,この「おゆうぎ会」はその後の先生たちと子ども達の保育と信頼の「集大成」であることは間違いありません。舞台に立つまでに,子ども達にはそれぞれの「ストーリー」があります。子どもにも得意や苦手もあり日々「舞台に立つ・声を出せる・演技が出来る」などを段階で積み重ね当日の迎えた訳です。「ドキドキ・ワクワク」はその言葉の通り「期待と不安」を表現したものです。10点は取れずとも4点~6点でも構いません,この園生活で1点でも得点を上乗せして「成長」を見せてくれたら良いと思います。時には,「できるようになった事実」が私どもの心を揺り動かします。きっと担任のやりがい・喜びはそんなところにあるのでしょう。客観的に完成度を追求する「おゆうぎ会」ではないことを,できれば皆様方にもご周知頂きたいと思います。おゆうぎ会には先生・子ども達の4月からこれまで築き上げてきた「結果」が結実したものがこの「発表会」だからです。
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12月もあと少し,子供たちの楽しみの「クリスマス会」「もちつき大会」もあります。そして,いよいよ年が明けると3学期・進級・就学となります。教職員一同,子ども達とともに頑張って行きたいと思いますので,応援宜しくお願いいたします。 園 長

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