どろんこ2歳児ストーリー

2020年6月20日

雨、あめ、アメ、
梅雨は湿度が高いし、マスクでは息がしずらくて困ります。

そんな季節も楽しむ2歳児さん。
雨が降り止んだ午前の時間、そのタイミングを逃すことなく園庭で飛び出してきたのは2歳児さんでした。

▲梅雨の季節、雨がやんだ瞬間を「待ってました♩」と飛び出してきた2歳児さん。
▲どろんこ遊びがスタートしました♩
▲湿った園庭にさらなるスパイスを。水をもっとかけてドロドロにする作戦。
▲ジャー!!どんどん泥んこゾーンを増やしていきます
▲いい感じにドロドロとなってきました
▲みてみて〜、こうやって泥の感触に触れることも成長にとって大切な遊びです
▲気持ちいい〜。グー、パーを繰り返しネチョネチョした感触が楽しいようです
▲新しい砂場玩具で大量に泥んこを生産しております
▲いい感じにドロドロです
▲あっ、
▲泥んこに足をとられて、転倒してしまいました。これも貴重な経験だと思います
▲もう言葉では表現するのが難しいです。けど、とっても楽しそうでした♩
▲最終的には足だけでは満足できず、自発的な4足歩行へ。いやぁー、とても素晴らしいですね♩純粋に土と水、そしてこの時期の雨という自然と共存して遊ぶ2歳児さんの姿に逞しさを感じる時間でした。

5歳児さくらぐみ園外保育にいきました

2020年6月20日

いってきまーす。上機嫌の5歳児さくら組、今日は園外保育に行ってきます♩
向かった先の1つ目はAコープ吉田店です。覚えてます❓
以前、園庭で収穫したジュンベリーの実を使い、
みんなでカップケーキを作るとのこと。
その材料を調達にいったようです♩
これこれ、ホットケーキミックス。
目的のものをみつけたようです。
支払いも体験しました。
そのほかにも目的があります。
あった!!先日自分たちで描いた父の絵の展示を見にいったんですね♩
ぼくのもあった〜、みんな喜んでいます。
なんか、自分の作品が掲示されているのは嬉しいね♩
Aコープ吉田店様、いつもありがとうございます。
※事前に訪問許可を取っております。
買い物を終えると、またバスに乗り移動。どこへいくの❓
着いたのはおとなり姶良市にある蒲生体育館。姶良市といっても幼稚園からバスで20分ほどの場所にあります。
ながなわで楽しむ女の子
ボール遊び、とっても楽しいようです
みんなで沢山あそぶことができました
おべんとうタイム
お母さんのおべんとう、愛情たっぷりべんとうです。
ニコニコスマイル
おかあさん、お弁当ありがとう。
最後はみんなで全体写真。
蒲生体育館様、大変お世話になりました。
わざとらしいので投稿を悩みましたが、
両手でモップを持ち懸命に体育館清掃する、さくら組担任のなつみ先生。
お疲れ様でした。

新しい仲間たち

2020年6月20日

梅雨時に前に新しい玩具を揃えましたよ♩
少しご紹介させていただきます。

これは0歳児〜2歳児の人工芝生園庭に設置した新しい砂場玩具です。
ポリプロピレンという素材を使っていて、プラスティックのように割れる事がありません。ゴムのような素材ですね。
またスコップの形状も用途に合わせ様々な形が用意されています。

こちらも0歳から2歳児保育室に購入した階段式のマットです。
ほふくをしたり、使い方はアイデア次第。
梅雨のこの季節、保育室で大活躍しています♩

こちらも0歳児〜1歳児保育室に購入した積み木です。
実際の素材は木ではありませんので安心して子どもたちも使えます。
通常の積み木より大きく作られており、小さな子どもたちも積み上げがしやすい玩具です。

もう、見た瞬間素晴らしさを感じた、この木製食器達。
普通に家庭用としてお洒落なお店で販売されているものと遜色ありません。
本物の木材を使用しており、重量感もあるため「ごっこ遊び」がより
発展しそうな予感がしたので3際以上に全クラスに準備しています。

女の子たちが大興奮したスイーツ玩具たち。
もうケーキ、カップケーキ、ロールケーキ、クッキー
どれもこれも可愛いデザインです。しかも木製で頑丈。
昨日もこの玩具でパーティーが開催されていました♩

パーティーの準備をはじめる子ども達。こんな感じで遊びが広がっていきます。

ごっこ遊びの玩具はやはり進化しています。
見た目は変わらなくても、素材や色合いなど昔と全然違います。
子ども達がより一層、遊び込んでくれる事が楽しみです♩

定番の玩具達も全て木製に入れ替えました。
丈夫だし、長く使用できるし、大切にする心が身につくように。

以上、一部ですが玩具のご紹介でした♩


体力測定 第2の巻

2020年6月20日

先日ご紹介しました年長児の体力測定。
梅雨の晴れ間を見つけ第2回、屋外版を行うことが出来ました。

屋外編は全部で3種目。

「補球」「ソフトボール投げ」「25m走」となります。

こちらは25m走とソフトボール投げに使用するラインです。

男児女児それぞれ2回ずつ測定し、遠くへ飛んだ距離を記録します。
投げるという動作は経験が必要な動作です。
運動能力はもちろんですが、この種目は運動経験から養う「身体的経験」が大切となります。

足を引く、半身になる、肘を曲げる、腕を振った時のボールをリリースするタイミング、などの経験が多いほど遠くまでボールを投げることが出来ます。
ちなみに最高記録は10m50㎝。前期の記録としては非常に高い数値です。
この園児の養育歴、家庭環境、第何子かを想定すると、納得の結果でした。

こちらは補球です。
3m離れた距離から保育者がボールを投げ、170㎝のライン(高さ)を越えてきたボールを補球する事が出来るかを数えます。10回投げて何回補球出来るかが計測値となります。

補球は「空間認知能力」という力が必要となります。
どのような速度で、どんな方向から球体が飛んで来るのか。距離や高さを測る力です。運動以外にも車の運転などする場合、必須の力となります。

25m走りは、そのままの通り25mを走りきりタイムを測定。

予定よりもスムーズに進行ができ、無事時間内に測定する事が出来ました。
さくら組のみんな、お疲れ様でした。
先生も補球の測定で
1人10回ボールを投げる×28人(2名欠席)=280回
投球をした為、途中からヘトヘトでした。

まとめとして本年度の卒園児は比較的に運動能力が高い傾向が見えました。
昨年は男児の数が女児に比べ10名程少なかったりと男女比にばらつきがありましたが、今年は男児15名、女児15名と同数であったりする事も影響しているようです。

また、日常から屋外遊びを選択する園児が多く身体をいっぱい動かしている傾向も見られます。そういった遊びの積み重ねが蓄積され心身ともに成長していくのですね。

さあ、ここから卒園までにどれほど子ども達の身体が成長するかを楽しむ見守っていきたいと思います。

もちろん、「あそび」を通してです。

※こちらの調査はMKS幼児運動能力テストの種目、測定値を基に実施しております。


体力測定をしました

2020年6月16日

平成24年から8年間に渡り228人の卒園児の体力測定を行なっています。

今年で9年目。幼児期の体力測定はあまり聞きなれないかもしれません。

吉田南幼稚園が行なっているというよりも、私(副園長)の興味関心から継続されてきた事だからです。

日頃から子ども達と毎日接していると、私自身、色々な力が養われてきます。特殊能力ではないですが、日常的にある風景や子ども達の様子に少々敏感に反応するようになっています。

例えば園庭で走る子どもたちの姿をみていると、膝の動かし方や上半身の使い方を真っ先に見てしまったり。

靴箱においてある子どもたちの運動靴、室内シューズのソールがどのようにすり減っているかを無意識に見てしまったり。

そして、その運動機能がどのような場面で活かされているか。

優れた運動能力を持つ子の共通点や世帯構成、またその力がどのような所で長所を活かすことが出来るのか。

保育活動に中々集中できない子はどのような身体の特徴があり共通点があるのか。


幼児期の男児、女児の遊びや特性がなぜ、このように異なるのか。など。

言い出すときりがありませんが、抽象的な言葉ではなく体力測定を通して子どもたちの身体の成長を知ることで、園庭の遊具や環境設定に活かしています。

数値化された測定結果は蓄積されると、ある共通点を持ち、そしてその共通点が課題となり、普段子ども達が生活する環境に活かされているのです。


体力測定は全部で6種類。

ボール投げ
立ち幅跳び
両足連続跳び
補球
体支持
25m走

こちらの写真は体支持持続といい、手で体を支え、どのくらいの時間保てるかを測ります。今回もっとも長い時間持続できたのは女の子。時間は2分47秒。(167秒)

これは非常に優れた力を持つ子です。

逆を言えば3秒しか出来ない子もいました。

そして極端に長い時間継続できた子、またその反対として極端に測定時間が短かった子では色々な要因が推測されます。
これまで200人以上測定をしてきたので両者の共通点は分かっています。

私はこの極端に短かった子達の運動機能を向上させることこそ、その子の今後の将来において非常に重要な役割であると考えています。

外見的な身長体重は時間の経過と比例して大きくなっていきますが、運動機能の基礎(ベース)はこの6歳までの時間が非常に大切です。

幼児期の子ども達のみならず小学生12歳までの運動指導を10年近く行ってきたので、この6歳までの運動や遊びが今後いかに重要かを痛感しています。幼児期に私達が関われる時間は本当に大切です。

今後の心身の発達、そして学習面へも大きく影響するのです。

今、子ども達と関われる時間。たくさんの力を「あそび」を通して習得していってもらいたいと思います。

コロナウイルスの影響で測定時期が例年より遅くなりました。

また梅雨入りの為、全種目の測定は行えていませんが、年長児さんは今後の天候とにらめっこしながら測定を行っていきたいと思います。

上記で述べた通り、今子ども達が生活している園庭環境は現在の中学生年代の測定結果を基に構成されています。

そして、今測定している結果はこれから産まれてくる未来の子ども達の環境構成に活かされる事となります。

時代は違っても、保育は長年に渡り繋がっていて連続している。
成長が継承される。そんな事を素敵な事と感じ、保護者の皆様へも
ご理解頂ければ嬉しく思います。


年中うめ組さんの園外保育

2020年6月16日

年中児、うめ組さんの園外保育。

楽しみにしていた子ども達を裏切るような大雨でした。

ただ、雨天版園外保育計画通り吉田総合運動公園に遊びに行きました。

いってきまーす、と笑顔で出発です。

気をつけて行っておいでね。

園長先生もお見送りです。ハイタッチで出かけて行きました。

ワクワクの園外保育のはじまりです。

ひろーい、ひろーい、体育館。どうやら貸切のようです。

もはや、広すぎて子ども達が見えません。

よーい、どん!!広い体育館の壁から壁へかけっこをしている様子です♩
どんどん近づいて来るもののかなりの距離ですね。

園外保育の行き先は大切ですが、雨の中でもお友達と先生と一緒に出かける事がみんなにとっては嬉しいのです。

楽しみにしていたお弁当タイムの様子です。
みんなお母さんの手作り弁当、おいしく食べています。

みんなで食べるとおいしいね♩

大人気の春澤先生。
いつも園庭で子ども達とたくさん遊んでくれるバスの先生です。
子ども達もそうですが春澤先生も子ども達と遊ぶ事が本当に大好きな先生です。

後半は少し疲れも見えたようですが、それだけ沢山遊べたという事です。

帰りのバスの移動時間は15分程度でしたが、疲れてぐっすりと。
こんなに疲れるくらい楽しんでくれて良かったです♩


この時期の天気

2020年6月10日

今日は園庭で2歳児つぼみ組さんの「シャボン玉あそび」

本当にこの時期の天気はよめないものです。

雨予報と思い外に出ると晴れだったり、晴れていたと思うと急に

パラパラと雨が降りだしたり。

せっかくの晴れ日をムダにすることなく。

2歳のつぼみ組さんは楽しそうに園庭で遊んでいます。

眩しい太陽の光を浴び、心地よい風を受け

やはり屋外での保育の気持ち良さを感じます。

子ども達も「シャボン玉」液を容赦なくつけ、

腕を空に振り回しています(笑)

開放感が見て取れます。

はやく、保育者のマスクも外せる時期がきてほしいものです。

表情で、沢山の愛情や表現を伝え合える日常を望んでいます。

今日は晴れてよかったね。

ちなみに明日以降は1週間の雨予報。

次回、晴れる日を心待ちにしています。


防犯訓練です

2020年6月9日

本日は防犯訓練をしました。

防犯訓練ですので、いつものこの2人に不審者役を依頼しました。

いつもありがとうございます。

「こっちにおいで、おやつをあげるよ♩」

マスクに帽子、サングラス。

あきらかに怪しいこの姿に動けなくなる子ども達もチラホラ。

遊具側にもピンク帽子の年少さんをねらった怪しい不審者が園内に侵入したことを想定しての訓練でした。

子ども達を園内アナウンスで避難させ、すぐに不審者と対峙する先生。

ちなみにこの前に、園長と副園長の男2名で不審者に声をかけ対応はしてお

ります。

保育室に近づこうとする犯人を力強く、遠ざけていきます。

さすまたの使い方が様になっています。

腰をしっかりと落とし、保育室から遠ざけていきます。

さすまたを使いながら、以前警察の方に教えて頂いた身体の部位を

狙います。

無事に不審者に対応する防犯訓練が終了。

保育室に避難した子ども達も怖がっているので、最後に不審者が

誰だったのか発表しました。

サングラスを取ると、バスの運転手の2人がニコニコとした

表情を見せてくれ子ども達も一安心だったようです。


研究保育

2020年6月9日

先日もも2組の研究保育を行いました。

 

研究保育?

保護者の方には中々聞き慣れない言葉かもしれません。

 

研究保育とは吉田南幼稚園内における保育活動の研究です。

 

客観視しながら研究保育をみる保育者達

 

もも2組の子ども達の保育活動見るのですが、もっと具体的には担任の先生の「保育計画」「環境設定」「ことばかけ」「発達の理解」など細かい所を他の保育者が見ていきます。

 

 

コロナウイルスの影響もあり今年度、数回しか一斉保育を行えていないのですが担任の先生のお話を良く聞けています。

 

この姿には他の先生達も驚いていました。

 

 

活動は「色とかたち」。

子ども達が日常の中でも色やかたちに興味をもってもらえるような活動をおこないました。

 

 

また、活動でのねらいとして友達同士で協力して形を探し、見つける楽しさを経験することと設定していました。

 

 

みどりのさんかく。ピンポーン♩
先生の答え合わせにドキドキする子ども達。そして正解すると大喜びでした。

 

 

保育を見ている先生達も、自分の年齢の子ども達だけでなく、各年齢の特性や発達。そして保育活動を客観視する事で自らの保育に活かせるようにしています。

今日も沢山の気づきがあったようです。

 

 

最後は職員室で「振り返り」の時間です。

実際に保育をしていた先生からの反省や次に活かせた場面、良く出来ていたところを自己分析にて振り返り。

最後は研究保育を見た、他の先生達から感想や気づきを伝え合います。

 

この時間が保育者の知識やアイデアを増やしてくれて、園内の保育者がひとりひとり専門性を高めていく時間です。

 

もも2組、今年採用された新任の先生で唯一担任を持ち不安もあると思いますがとても努力家です。この研究保育の為、たくさん準備をしたようです。

 

この保育という仕事に向き合い、子ども達としっかりと向き合っている姿がまた先生を成長させることでしょう。

もも2組の子ども達、先生。

研究保育お疲れ様でした。


花咲く前

2020年6月8日

この梅雨時期の代名詞の花といえば
皆が紫陽花を思い浮かべるのではないでしょうか。

先日我が子と公園を散歩していると紫陽花が綺麗に咲いていました。

そんな中、ひときは目に飛び込んできたこの紫陽花。
花咲く直前、ギリギリまでからだを丸めているような姿です。

珍しい瞬間はさておき、私は紫陽花のこの姿をこれまで見たこと
ありませんでした。

ただ、この姿が目の前にいる我が子や園に在園する子ども達のように
目に映ったのです。

花咲くタイミングもそれぞれ。
色も似ているようで1つ1つに個性と違いがある。

同じ土壌で育っても隣の株には異なる色の花達が咲いていました。

同じように日光を浴び、同じ土壌で同じ栄養を摂取しても
みなそれぞれに個性があり、それぞれの花を懸命に咲かせようと
努力している姿が、まるで子ども達のように感じました。

早く咲く必要もないですし、
同じ色である必要もないですし、
それぞれが、それぞれの育ちの中で
花咲かせることの大切さを。
焦らず、焦らす。自らのスピードで。


© 認定こども園 吉田南幼稚園

認定こども園吉田南幼稚園