ビリボピラティス

2020年6月2日

6月2日、今年度はじめてのビリボピラティスを行いました。

対象の年中、年長児さん。年中さんにとっては「もも組」から進級してはじめての活動ということで少しドキドキしていたようです。

ヨガマットの上で柔軟から様々な動作へ

広々としたアリーナで子ども達はヨガマットを敷き、柔軟性を高めたり、はじめて動かす部位を意識しながら動作を行います。

あぐらの状態でグルンと一周

あぐらをかいた状態で、お尻と上半身の重心を意識しながらグルンと体全体を一周させます。

おっ、いい感じ

こんな感じで体重を傾けてグルンと一周。

なかなか難しいです。

えへへ(笑)

まわる途中、お友達とドーン。

そんな事も楽しくなるくらい活き活きと活動出来るのがビリボピラティスの時間です。

くるくるくるー

ビリボにお尻を入れて、くるくるくるーと回転します。

重心はおへそ、傾くと回転がとまるので感覚として身体のCoreの使い方を覚えているようです。

新メニュー

これは体幹遊びです。見ての通り、身体の軸を意識しながら手で全身を支えております。すごい!!

定番となったバランス

このバランスも、足の指に注目です。しっかりと指を曲げて微細な動きを習得していきます。

逆さビリボバランス

これは本当に難しいです。ビリボの頂点は円形になっているため不安定。床におけば体重が掛かった方向へすぐ倒れます。

みんな上手にバランスが取れていますね。

今日の活動も、みんな楽しく過ごしてくれました♩

コロナウイルスの影響で自由遊びが中心となっていた保育活動ですが少しずつ、このような設定の時間、担任以外の保育時間も増えていきます。また今年度もビリボピラティスをよろしくお願いします。


ダンスで表現

2020年6月2日

6月1日は今年度初のダンスの時間。

表向きにはHIPHIOPダンスと活動名をつけていますが、講師のカズ先生が楽しく身体の動かし方や音に合わせて踊る楽しさを教えてくれます。

初のHIPHOPダンスで距離感もあります

なんといっても年少さんは初めての活動となるわけです。講師のカズ先生とも全く初対面で緊張気味。なのでこの場面では距離感を感じました(笑)

整列をして動ける体制をとるところです

年少さんこれから、色々な活動を通して整列や集団活動を学んでいきます。あどけない姿もいつしか立派になるのが成長です。

少しずつ動きながら音が流れていきます。

カズ先生の「これできる❓」「これは❓」という声かけで、徐々に本来の姿を出し始める子ども達。

すこーしずつ、時間に慣れ、音に慣れ、全身を使って表現することの楽しさを経験していきます。

あまり写真が撮れませんでしたが今後の活動でも続いていきますので、今年度もHIPHOPダンスの活動を宜しくお願いします。


ジュンベリー

2020年6月2日

新園舎を建てる際、緑豊かな園庭になるよう沢山の木を植えましたが、その中の1本でもある「ジュンベリー」に沢山の実がなりました。

ジュンベリーの実

4月末ごろから白い花を咲かせ、花が散ったあとは緑の実が。

少しずつ熟成され、赤や紫色に変化する様子を楽しんでいました。

収穫を楽しむ5歳児さん
植えてから1年目で収穫出来るとは思っていませんでした。

園庭に沢山の実のなる木を植えよう。

そんな想いの中、すでに梅・枇杷・ジュンベリーを収穫出来ています。

中庭は新しい保育のかたち、遊びの時間を作ってくれる

私は子ども達より一足早く、ちぎって、洗って、食べました(笑)

本当に甘くて美味しい。

こういう経験はしっかりと頭に残ります。

小さい頃、学校帰りに沢山の実を探して下校していた頃を思い出します。

あの頃の喜びや経験は今でも覚えているものです。

自然の中に育つ植物との共存。

さあ、この体験をどのように活かしてくれるのか保育者のお仕事。

ジュンベリーはジャムや、カップケーキなどを作ることが出来るので是非体験活動に活かして下さい♩


2:09

2020年5月21日

年間12回。

毎月1回の避難訓練を昨日実施しました。

今回の避難理由は「火災」です。

出火場所は「もも1組」を想定しての実施となりました。

訓練としての出火場所「もも1組」の先生、子ども達は先月より素早い避難をしてきました。

となりの「もも2組」も素早い避難。子ども達の前後を先生が挟むように避難していきます。前方の先生は誘導、後方の先生は人数確認と、列から外れそうな子ども達への声かけを行なっています。

入園して2回目の避難訓練を行なった子ども達。先月より落ち着いているようです。

年中クラスは、これまでの避難訓練の積み重ねがしっかりと成果となっています。皆が口を手で覆い、煙を吸い込まないようにしています。

初期消火係は今年ルーキー先生2名。ありさ先生とあかり先生です。

軽快な動きで出火クラスへ駆けつけ、消化活動を行なってくれました。

今年度、第2回目の避難に費やした時間は2分09秒。

このタイムは避難指示から、避難を終え、園児数を確認後、園長先生に人数を報告するまでの時間となります。

昨年は1分30秒が最速記録でしたので、今後の訓練でますます避難が早くなると思います。

地道な事ですか、地道なことこそ大切なことはありません。

次回6月の避難は梅雨時期となりますので、またご報告させて頂きます。


あそぶこと

2020年5月21日

あそぶことは幼児期の子ども達の宝物。

あそびを通して様々な経験や関わりを持つこと。

1つのことにねらいを絞るのでなく総合的に多用的に学び経験すること。

一般的にいえば、あそびは遊びという1つの言葉の中で大きく括られてしまうのだが、大人が学べば学ぶほど「あそび」という言葉の幅広さや奥深さを痛感させられてしまいます。

このひとつひとつの写真の中にも、子ども達の学びや経験が溢れ出しています。そして同じ場所でも、一緒にいるお友達、関わる保育者、過ごす時間が異なると、また違う遊びが生まれ、経験が蓄積され、多様性という言葉通りの時間を過ごすことができる。

同じツリーハウスでも上の写真と、下の写真では子ども達の遊びも異なるし、目的も異なるし、経験も異なります。同じ時間、同じ場所にいても本当に沢山の物語が生まれています。

ツリーハウスの数メートル先では保育者と野草で遊ぶ姿も。

またその数メートル先には築山に登り、なにやら園庭全体を見渡す子。

園庭で「自由あそび」をしている時ほど子ども達が本能的であり、笑顔が溢れ、様々な経験をしているのです。

遊びが大事、あそびが大事。

木の根が見えない地中に広大に根を張るように。

子ども達も人生という大舞台に向かい、今、この幼児期に大きな根をはっているのです。決して目には見えないけれど、確かに子ども達は遊びを通して太く、大きな根を張りめぐらせています。

そして年齢と発達と共に変化していくあそび。進化していくあそび。

そこに子ども達の成長と手応えを感じる事ができます。

この業界では著名な方で、私も非常に尊敬する方にこのような事を教えていただきました。

幼児期の子ども達にとって必要なのは「土、水、太陽」。とおっしゃっていました。ざっくりとしていて、捉える幅が広すぎるので、聞く人で受け止め方は多様かと思いますが私なりに解釈し、影響され、この幼稚園の環境構成に大きく繋がっています。

写真から聞こえてくる、子ども達の賑やかな笑い声。ただ遊んでいるようにしか見えないかもしれませんが、この遊びから子どもたちが何を感じなにを経験しているのか。そして今、何に興味を広げているのか。

無数に広がる子ども達の興味関心を。今後も広げていけるような幼稚園であり続けたいものです。

ゲロッ、ゲロッ。

今日も新しい命が子ども達と遊びに来てくれました。

いらっしゃい。吉田南幼稚園へようこそ。


収穫

2020年5月21日

吉田南幼稚園には沢山の木々が植えられています。

花を楽しむ木々もあれば、紅葉を楽しむ木々もある。

その中でも1番楽しみで、待ち遠しいのは「実」をつける木々の収穫。

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先日の芋の苗植えの後、ビワの実が大量に色づいていたので収穫をしました。

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剪定をさぼった成果も非常に高く伸び、実を取ることがむずかしいのです(笑)

という事で2m越えの棒や剪定ばさみを駆使して収穫します。

実を傷つけないようにネットもはりました。

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まだ半分くらいの実を残して収穫を終了。

残りの実は鳥さんへ寄与します。

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お次は吉田南幼稚園が創立される前から植えられている「梅」の収穫。

送迎バスを終えた先生達と預かり保育の子ども達で収穫。

本来なら通常保育の活動として行うつもりでしたが、コロナウイルスの

影響もあり預かり保育時間での収穫となりました。

自然は収穫時期を待ってくれませんね。

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今年も大きな実がなりました。高いところにある実は棒で

落とし子ども達に集めてもらいました。

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両手に沢山の梅の実を持ち、嬉しそうな笑みを見せてくれました。

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もう、この梅ちぎりは吉田南幼稚園の伝統ともいえます。

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手の届く実は先生と子ども達の手で直接収穫しました。

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大きなバケツに数回分けるほどの収穫が出来ました♪

貴重な自然体験であると共に、今後この梅を子ども達と

どのように楽しもうか。

定番のジュース?ジャム?

今後、先生達のアイデアが楽しみです。


おいもの苗植え

2020年5月20日

5月19日。

今日はお芋の苗植えの日。

緊急事態宣言は解除された鹿児島市ですが幼稚園は5月31日まで登園自粛延長として行政から要請がきております。

ただ、苗植えは屋外活動という事・体験活動という事もあり、ほぼ全園児がこの日は登園となりました。

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▲園庭となりの芋畑へ移動中

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▲ワクワクしがならの散歩道

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▲4・5歳児は道路をお散歩して芋畑へ、2・3歳児は園別邸を通り

芋畑へ向かいました

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▲前PTA会長、林さんが毎年畝を作りシートまではって

くださいます。本当に感謝です。

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▲前日の大雨が嘘のような天気でした

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▲園長先生より苗の植え方を教えてもらいました

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▲今回は800本の苗を広大な畑に植えます!!

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▲ふたばぐみ、めばえぐみもお散歩しながら応援に♪

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▲久々に土に触れる子ども達もいました

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▲黄色は年長児。さすが!!上手に植えています。

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▲青色帽子は年中児。穴の深さはまばらでしたが

苗植えを楽しんでいる様子でした。

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▲それにしても、なが~い畝です。

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▲いもの苗植え職人達

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▲芋苗植え入門となるピンク帽子の年少児さん。

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▲上手に土を掘れていますね。

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▲子ども達が植えた後、残った数百本の苗を職員で植えました。

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▲そして子ども達が植えた苗がしっかりと土に植えられているか

1本ずつ確認。中には植えずに置いただけも苗も(笑)

まあ、そんなこともあります。

しっかり先生達も確認したから、これから成長を楽しみに

していてくださいね。


ゴールドライダー

2020年5月18日

以前の職員研修会の中で園庭の危険箇所としてブランコ周りの生垣の木が枯れていて危険との報告がありました。

という事で刈り込みに強く、丈夫な木を探しに行ってきました。そして軽トラ吉田南幼稚園号に積み込み植える事に。

コニファーのゴルドライダーを選びました
問題のあった生垣、確かに木が枯れて塀のみになっています

ブランコ前はあえて人工的な柵でなく、木を植えて園の雰囲気を維持しながら安全面を確保していました。しかし、自然の物なので枯れることもあります。新しい木を植える事となりました。

直径30センチの穴を6つ、深さは油粕を肥料として入れるため50センチ程掘りました

穴掘りも6カ所行いました。この深さが重要なようで植える際、木の幹が地面高とぴったりくるよう慎重に掘りました。

少しずつゴールがみえてきました

まだ小さなコニファーですが、結構な大きさに成長するようなので間隔を少しあけながら植えていきます。

全て植え込みました。無事に根付き、大きくなりますように。

6本を無事に植え終えて作業終了。予想より早く終わりましたが今後しっかりと根付き、大きくなってくれると嬉しいです。

築山からみたコニファーの生垣

築山からみるとこんな感じになっています。このコニファーの前にはこどもたちの安全の為、木の簡易塀がしてありますがコニファーが大きくなり木のが狭くなったら取り外しも検討中です。

ブランコ周囲での事故をこのコニファー(品種ゴールドライダー)柵が防いでくれる事でしょう。スクスク成長することを祈ります。


植物あそび

2020年5月15日

以前読んだ書籍で保育を豊かにする植物遊びとというものがありました。

その本に影響された私は自宅の庭から「シロツメクサ」を採取し園庭に植え替えました。1年目、シロツメクサはあまり広がらず植え替えが上手くいかなかったと思っていましたが。今年はどんどんと広がり、園庭に女の子に大人気のコーナーが出来上がりました。

園庭に植えたシロツメクサ

クローバーで親しみがありますが、花が咲くと女の子達は冠や腕飾りを作ったりと自然遊びを楽しんでいます

シロツメクサを摘む女の子
シロツメクサの腕飾り
シロツメクサの腕飾り2
先生が飾りを作る様子を子ども達が観察しています
ゆったりとした時間がながれています

自粛期間、新しい発見があります。通常保育の時よりも多く自由遊びの時間を確保できることが幸いし、子ども達の遊びが少し変化しています。

普段よりもたくさんの植物に触れ合う風景が良く見えるのです。

園庭内の野草や花々に興味を持ち、それを集めて様々な遊びに発展させています。ゆっくりとした時間が確保され、子ども達も落ち着いて過ごしてます。この時間は本当に大切な時間です。

本来この時間をもっと確保するべきであり、今後の保育に活かすべきと考えます。もちろん設定保育などが持つ一斉保育や集団での子ども達の活動も大切ですが、そればかりでなく主体性を確保するための保育活動。今後の保育活動にとって、重要な発見として大切にしていきたいと思います。


絵本と親しむ

2020年5月14日

預かり保育室に新しく出来た絵本コーナー。

たくさんの子ども達が絵本に興味を持ち、色々な絵本を手に取り読んでいます。展示の方法や種類分けする事でますます主体的に絵本と親しんでくれそうです♩

絵本コーナー
1人で集中して絵本を読む様子

とても面白いのが絵本の読み方。

1人で絵本を読む子もいれば、ペアになって共有しなが絵本を楽しむ姿もあります。そしてペアではありますが1人が先生のように絵本を読み聞かせする姿もありました。

果物の絵本を共有して楽しむ様子
リラックスして絵本と親しむことで集中して時間を過ごせています
先生のように読み聞かせをしている姿もみれました。

子ども達の「主体性」を伸ばしたいという保育の中で私は環境構成がもっとも大切なことだと考えています。主体性って、自ら興味を持ち取り組む姿。現時点で主体性があまりないのであれば、少し環境を変えたり関わりを変える事で子ども達の行動にも変化があります。

これは絵本にスポットをあてた環境構成の一部ですが、ご家庭でも絵本棚にただ陳列するだけでなく、読んでほしい絵本などの表紙面が見えるように並べてみたりすると子ども達の行動に変化が見つかるかもしれませんね。あとは子ども達が自ら、いつでも取り出せるような環境が大切です。

うちの子は絵本に興味がなくてぇ。という時は色々と工夫してみてくださいね。また、絵本に集中できない環境の場合は空間に仕切りをつけてあげたり、天井から布などを使い高さを低くすると良いかもしれません。

集中できる環境、読みたくなる環境。工夫ひとつで色々な変化が見えるのは非常に面白い事ですので是非ご家庭でも取り組んでみてください。


© 認定こども園 吉田南幼稚園

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