絵本と親しむ

2020年5月14日

預かり保育室に新しく出来た絵本コーナー。

たくさんの子ども達が絵本に興味を持ち、色々な絵本を手に取り読んでいます。展示の方法や種類分けする事でますます主体的に絵本と親しんでくれそうです♩

絵本コーナー
1人で集中して絵本を読む様子

とても面白いのが絵本の読み方。

1人で絵本を読む子もいれば、ペアになって共有しなが絵本を楽しむ姿もあります。そしてペアではありますが1人が先生のように絵本を読み聞かせする姿もありました。

果物の絵本を共有して楽しむ様子
リラックスして絵本と親しむことで集中して時間を過ごせています
先生のように読み聞かせをしている姿もみれました。

子ども達の「主体性」を伸ばしたいという保育の中で私は環境構成がもっとも大切なことだと考えています。主体性って、自ら興味を持ち取り組む姿。現時点で主体性があまりないのであれば、少し環境を変えたり関わりを変える事で子ども達の行動にも変化があります。

これは絵本にスポットをあてた環境構成の一部ですが、ご家庭でも絵本棚にただ陳列するだけでなく、読んでほしい絵本などの表紙面が見えるように並べてみたりすると子ども達の行動に変化が見つかるかもしれませんね。あとは子ども達が自ら、いつでも取り出せるような環境が大切です。

うちの子は絵本に興味がなくてぇ。という時は色々と工夫してみてくださいね。また、絵本に集中できない環境の場合は空間に仕切りをつけてあげたり、天井から布などを使い高さを低くすると良いかもしれません。

集中できる環境、読みたくなる環境。工夫ひとつで色々な変化が見えるのは非常に面白い事ですので是非ご家庭でも取り組んでみてください。


だんごむし

2020年5月13日

おっとっとっとっ、

おっとっとっとっ、

手のひらで大切に保護されたダンゴムシですが、その手から抜け出そうと動き回っているようです。

だんごむし1
だんごむし2

手のひらを逃げ回るだんごむし

落とさないように大切に保護している子ども達

さあ、だんごむしは落ち着いてくれるのか。

おっとっとっとっ

おっとっとっとっ、落ち着く気配にないだんごむしはドンドンと手のひらから腕に。そのだんごむしを落とさないようにバランスを保ちながら徐々にへんなポーズになっていきました。

虫と子ども達の関わり。非常に愛らしい時間でした。


園の様子

2020年5月13日

GW明け、鹿児島市より今月末31日までに延長されたコロナウイルス感染予防期間。本園では約30%の方が自粛、70%の方が登園している状況です。

久しぶりの幼稚園を楽しむ園児

自粛登園期間中は当然ですが極端な接触を増やさないため、屋外での保育活動が中心となります。久しぶりに登園した子ども達は活き活きと園庭を駆け回り時間を楽しく堪能していました。

昨日の園庭での活動風景

GW前と比較すると登園者数も増え、少しずつですが日常を取り戻している気が致します。

一輪車を楽しむ年長児の女の子

忘れてはいけないコロナウイルス感染拡大防止期間。

それ以上に忘れてはいけないのは、子ども達が自粛期間溜め込んだストレス等の発散や心理的な開放感を与えること。幼稚園に来れば私たちには日常の楽しい生活が待っている!そこは大切に保育を行なっていきます。

ストライダーを楽しむ園児
今日は築山よりも園庭遊びと砂遊びが人気がありました
サッカーを楽しむ年長児

この期間、少なからずですが子ども達の体力面の低下が心配です。やはり身体を動かさなかったGW期間で体力が落ちている可能性がありますので、少しずつ園庭で身体を十分に動かし本来の体力に戻していければと思います。それにしてもサッカーしている姿は楽しそうでした♩

優雅に青空を舞うこいのぼり達

こいのぼりも子ども達が元気に遊ぶ姿を見守ってくれています。

飼育小屋のうさぎさんに餌やり

こちらは飼育小屋のうさぎさんへ餌を与えている様子です。あたたかい天気の中、ほのぼいのとした時間が流れていきました。

stay homeの効果があり、日に日に感染者数が減少傾向にありますが、ここで気を緩めることなく万全・安全に過ごしていきましょう。

子ども達の日常は子ども達の財産です。


木のなまえ

2020年5月12日

最近はコロナウイルス関係の事務作業が非常に多く、通常するべき仕事も後回しになり相変わらず職員室はバタバタとしております。

デスクワークに疲れ果てた息抜きに、以前から考えていた木の名前札を作成して取り付けました。

なまえはひらがなで。この木に咲く花や実の写真入りです。

10年かけて園庭に沢山の木々を植えています。子ども達の育つ環境に緑や実のなる木々は必須だと私は思っています。自然の持つ力強い生命力や、柔らかな色彩、季節を感じる葉の落葉。自然と共に人は共存し、学びあい、育ってくれる事を目標にしています。

紫陽花も様々な色がある事を伝えるためのPOP写真
ヒメシャラは美しい白い花がさきますよ
シマトネリコは常緑樹、1年中園庭に緑を与えてくれます。
葉の形、そして紅葉の美しさを子ども達にしってほしいです。ちなみに紅葉の葉に水をかけるとシャカシャカっと美しい音を奏でてくれます。
ソヨゴは赤い実がなります。今はないけど赤い実がなるのを楽しみに。
ジュンベリーは赤みがかった紫色の実をつけます
先日花が散り終え、実がみえてきました。よく観察して下さい。
今は亡き創設者である前理事長が植えた薔薇の花
オリーブも植えてあります。こちらも観察するのが楽しみです。
やまぼうしは赤い実が付きます。この実はジャム作りが出来るようです。
最後はさくら、園庭内に植えることが出来ました。
ブランコ裏の花達も白く綺麗に咲いています。
野草も命をしっかりと主張して綺麗な花を咲かせています。

写真が多すぎて最終的に何が言いたいの分からなくなります。

大切な事はこの自然がもたらす環境こそが吉田南幼稚園の宝物だという事です。この園庭は四季を感じることができます。草花には蝶や蜂、バッタやコオロギ、木の樹液にはカナブンやクワガタ、野草にはバッタや蟻、ダンゴムシ。木の実には沢山の鳥達も。様々な生き物が遊びの中に登場し、子ども達と「命の共存」をしています。

着飾った浅い保育でなく、見てくれの良い保護者目線を意識しすぎた保育でなく、子ども達の目線に合わせた環境と保育を。子ども達がワクワクする保育を。楽しくてしかたのない時間をこの幼稚園で。

それが私は1番大切なことだと思っています。


手作り積み木

2020年5月12日

新園舎を作る際に余った材木を使用して、株式会社クリエ有村様が積み木を作って下さいました。

1歳児クラスにプレゼントしました

全て手洗いしてから乾燥させ2週間、先日やっと子ども達の手元に渡すことが出来ました。

天然木の手作り積み木です

個人的には塗装された積み木も色が美しく、丈夫で良いのですが。天然木の積み木は木の香りがしたり、それぞれの木目が異なっていたり個性がありとても好きです。

先生の真似をして積み上げています。
ステキなプレゼント、喜んでくれたようです。

クリエ、有村様。ステキなプレゼントをありがとうございます。この緑の上と木陰で遊ぶ子ども達の姿がとても活き活きとしていて、私たちも嬉しくなりました。


あたらしい遊び場

2020年4月28日

2歳児つぼみ組さんと

1歳児ふたば組さんが

新しく出来た中庭でほんわりと

遊んでいます

平均台で遊んでいると
ぞくぞくと集まる子ども達

芝生のスプリンクラーを

クルクルとまわす子ども達

太陽の光と

やわらかい風

まわりを囲む緑や花

とっても心地良い

贅沢で、あたたかい環境と

なりつつあります

ゆっくり、じっくり、熟成
される子ども達の育ちは
日々の日常から生まれる

コロナウイルスの事を

少し忘れる事ができる

貴重な時間となりました。

2

▲平均台を楽しむ2歳児さん

①

▲保育者と結んだ手が、安心感を与え一歩ずつ足を前に進めていきます

3

▲いたずら大好き2歳児さん。芝生水やり用のスプリンクラーを木の陰へ移動中

4

▲水が出ていないので、手でクルクルとまわして遊んでいます

5

▲ぼくもぼくも~、と真似をしたくなるお年頃です

6

▲中庭の空間は低年齢の子ども達にとって憩いの場になりそうです

7

▲出発しんこ~う!!と電車のように乗って遊んだり。発想の限り遊びはたくさん広がっていきます。


こいのぼり

2020年4月24日

本日から吉田南幼稚園ではコロナウイルス感染拡大予防により発令された緊急事態宣言、そして鹿児島県・市内の各小学校等の教育機関が休校措置となった事も考慮し【自主登園】期間となりました。

 

本日4月24日からGWが終わる5月6日迄が期間となります。

 

事前にアンケートと利用調査を行い自宅で保育が可能な方は極力、ご自宅での保育にご協力頂く事となりました。

 

▪️4月24日 自宅保育者 61.3%

 

▪️4月25日 自宅保育者 80.2%

 

▪️4月27日 自宅保育者 62.3%

 

▪️4月28日 自宅保育者 63.2%

 

▪️4月30日 自宅保育者 74.5%

 

▪️5月1日 自宅保育者 62.3%

 

▪️5月2日 自宅保育者 79.2%

 

本園保護者のコロナウイルスへの危機意識の高さとご協力に心から感謝致します。また、期間中も就労等がありやむなく登園をする子ども達につきましては、私達が責任を持ってお預かり致しますので安心してお仕事をしてください。

 

いずれにせよ、1日も早く子ども達へ通常の日常を。

 

安心して過ごせる日々がどれほど貴重で素晴らしい事かを改めて考えさせられます。暗いニュースが飛び交う中でも、子ども達は例年同様ゆっくりとした時間の中で昨日も過ごしていました。

 

▲4月23日、青く染めた鯉のぼりに【目】を描く園児の様子

 

この時期は毎年園庭に沢山のこいのぼりが優雅に空を舞います。真っ白い布を青く染め、子ども達は目を描いていました。まるで【命】が灯されたようなとても美しい目を。

 

▲【目】が描かれ命が灯されたこいのぼり

 

こいのぼりが吉田南幼稚園の園庭を舞う頃には子ども達に「あたりまえの日常」が取り戻され、気兼ねなく、青空と太陽のもと元気に過ごせる事を心から祈ります。

 

▲4月23日、青空を背景に外遊びを楽しむ子ども達

 

子ども達は沢山の人・友達と関わり、沢山の自然と共存し、遊び、学ぶ権利があります。

 

しかし、日本のみならず世界中でこの子ども達の権利が奪われいる今。 私たちに出来る事を、ひとりひとりが小さな事から取り組んでいきましょう。

 

1日でも早く【子ども達】へ普段の日常を。共にこの時期を乗り越えていきましょう。全ては子ども達のために。


コロナウイルス感染予防対策

2020年4月17日

新型コロナウイウルス対策として本園では出入り口(屋内)に接触感染テープを取り付けました。

接触感染テープの設置
正面玄関の接触感染予防テープ、付着した菌は15分で99.9%消えるという試験結果がでております
乳児室の出入口にも設置してあります。極力この白い接触テープが取り付けられた場所を触れるようにしてください
取っ手のない引き戸はこちらに取り付けております。

こちらの特殊なテープには漆喰塗料を塗布しており、貼るだけでインフルエンザ等のウイルスを無力化させる研究結果が出ております。

給食も対面式から皆が正面を向くように変更、楽しい給食も大切にしていますが。今はできるだけのことを。
しばらくはこの配置で給食の時間を過ごす予定です
保育室は可能な限り換気を徹底して行うようにしております
年長児は個人机で正面を向き給食時間を過ごします

預ける側(保護者)も、預かる側(幼稚園)も何かと神経を使いますが、互いに可能な限りの感染予防に努めていきましょう。ひとりひとりの意識がこの事態を変える力となります。

欧米やヨーロッパ、ロシアなど日本より膨大な感染者・死者が出ております。国内の情報よりはるか先の対策を世界中で実施されていますので、皆様も国内の情報のみならず、今後この日本が迎える可能性が高い海外の情報にも目を向けてみてください。

世界各国で感染した方々、お亡くなりになった方々の思いや事例を無駄にしないよう、高い意識を持ちこの事態を共に乗り越えていきましょう。


ようちえん探検

2020年4月17日

通常保育が始まり各クラスがようちえんの探検をしております。

年長児の探検の様子

小学校に入学すると同じような活動をしますが、幼稚園でも同様に3歳以上の子ども達が行います。新入園児は新しく覚えますし、進級児は再認識の時間となります。

▪️この場所は○○をするお部屋だよ

▪️このお部屋には○○がいるお部屋だよ

▪️このお部屋は○○だから勝手に入ったらいけないよ

などなど、園の施設を全て把握してもらう事で、吉田南幼稚園でのルールや規範意識が芽生えるよう指導していきます。

▪️同様に遊具指導も細かく行っています。特に厳しいルールはありませんが約束を守り、楽しくおもいっきり遊べるような指導を行いました。写真はありませんが毎年3歳以上のクラス全てで行なっております。


避難訓練

2020年4月17日

14日に今年度はじめての避難訓練を行いました。毎月実施となりますし、本園では様々な場面を想定し時間を早朝時間、保育時間、給食時間、降園前時間、午後預かり時間等行うようにしています。

やらされる避難訓練ではなく、身になる避難訓練が大切だと思うからです。

避難する年長児
新しい避難経路となる年中児
はじめての避難訓練となる年少児
はじめての避難訓練となる年少児と初の避難訓練誘導にドキドキする望先生

こうやって写真で改めてみる事で気づいたのですが、何度も訓練を繰り返している年長児はしっかりと列を作り、煙を吸い込まないように手で口を覆っていますね。これが訓練を積み重ね防災意識が身体に染み込んでいる賜物かもしれません。

園長先生から避難の評価とお話
全園児に用意している防災頭巾、頭部の安全を守ります
0歳児から2歳児はくまさん防災頭巾。可愛いだけでなく乳児期のやわらかい頭部を安全に守ります
非常持出袋は必須です

先生達は背中に非常持出袋が必須避難具となります。

非常持出袋には緊急時の必須用品が一式揃えてあります
今後も毎月避難訓練を行なっていきます

非常災害時、子ども達の命を守るのは我々保育者の大切な仕事です。災害大国日本に住む私たちは小さな頃から防災意識を高く持ち、ただ避難するだけでなく身体反射のように素早く、安全な防災意識を子ども達にお伝えしていきます。


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